有賀千恵です。
さて、腹直筋離開の続きです。
書いていて、つくづく女性の体は自分が思った以上に
繊細です。
だからこそ、 色々と無理はしてほしくないですね。
今回は、チェック方法と、赤ちゃんの影響の時に話し忘れていたのですが、
母体への影響もお話しします。
〇チェック方法
一応、チェック方法ですが、必ずしもそうとは限らずに
参考程度にとどめてください。
1、まず仰向きに寝て膝を立てる
2、おへその方を見るように頭を持ち上げる(この時点で、痛ければ中止してください)
3、おへその下あたりに触れる
※指がズブズブ2本以上入れば離開している場合があります。
場合によっては内臓を直で触れている感覚になると思いますが、
無理に指を入れないでください。
もし、この感じがある場合は、
きちんと整形外科に診断を仰いでください。
〇母体への影響
前回、赤ちゃんや症状に関して書きましたが、
その妊婦さんや、産後にそのままにしていると、
どうなるか説明していなかったので、ご紹介します。
・腰痛が生じる。
・体幹の安定性が損なわれ、姿勢が崩れるため、肩こりや頭痛が生じる。
・内臓が飛び出ることがある。
・産後、腹部に力が入らず、動きにくい。(赤ちゃんを抱っこしにくい)
・おへそのヘルニアになる(でべそ)
・産後の体型の戻りが悪い
・40~50歳代での体型の崩れが著しい
・60~70歳になったときに脊柱管狭窄症、脊椎分離症、腰椎すべり症になりやすい
老後までかなり影響があるのも困りますが
育児にも支障があるのは 出産して子育ての時ばかりは非常に問題です。
次回は、予防法と、腹直筋離開になってしまった場合の対処方法をご紹介します。
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