ありがとうございます、心と体のセラピストアロママです。
今日は経絡のお話し。
経絡とは体中を流れるエネルギーラインです。
大地から受け取ったエネルギーと、宇宙から受け取ったエネルギーを全身へ届ける
大切なパイプ役を果たしています。
その経絡には正経と呼ばれる十二経絡
胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経、胆経、肝経、肺経、大腸経
そして奇経である任脈と督脈があります。
この合わせて14本の経絡が体中にエネルギーを行き渡らせてくれている主な経絡となります。
そしてこの経絡にも前回の記事、陰陽説でご紹介した通り、陰と陽があるんです。
陰経の経絡・・・脾経、心経、腎経、心包経、肝経、肺経
陽経の経絡・・・胃経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経、大腸経
任脈・・・陰経(脾経、心経、腎経、心包経、肝経、肺経)に流れる気血を調節します。
また任脈の「任」は「妊」に通じ、妊娠や月経に関係するとも言われています。
督脈・・・陽経(胃経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経、大腸経)に流れる気血を調節する。
脳や脊髄、腎にも関係すると言われています。
経絡の流れを見ると、ちゃんと
体の陰を表わす場所である腕や脚の内側、お腹側には陰の経絡が流れ
体の陽を表わす場所である腕や脚の外側、正面、背中側には陽の経絡が流れています。
例えばこんな感じ
とても解りにくいのですが、陽である三焦経です。
薬指から入って腕の外側を通って眉の外側のあたりで終わる経絡です。
そしてこちら
陰の経絡の肺経です。
鎖骨の下外側のあたりから始まり、腕の内側を通り、親指で終わる経絡です。
そしてこちら
陽の経絡の胃経です。
目の下から始まり鎖骨~胸~へその横~脚の表面~足の人差し指で終わります。
と、こんな感じで全身を流れているんですよね。
そしてまたこの経絡をなぞると、とても気持ちがいいんです。
経絡は直接体に触れなくても流れを整える事ができるんですよ。
身体の表面に手をかざして優しく経絡にそってなぞるだけで、エネルギーが満ちていく
のを感じる事ができます。
また、経絡は五行とも関係しているので色も影響してきます。
色を見るだけでも一時的になら経絡の流れが整うのだそうです。
だったら身につけたり、目に着く場所にその色を置いて、常に意識していれば、
自然に経絡も整っていくはずですよね。
今、あなたの気になる色は何ですか?
もしかしたら、その色が表わす経絡が助けを必要としているかもしれませんね。
色と経絡の関係についてはまた今度。
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