6時に帰るチーム術 小室淑恵

この本を読んだのは、
単純に、最近早く帰りたかったから。
ゆくゆくを考えても、ハードワークなままで一生働ける気がしなかったから。
後ろ向きな理由で読み始める。。


この中で強く書かれているのは、
6時に帰れるようになることを、単純に推奨しているのではなくて
”なぜ今6時に帰るチーム術なのか”

まず、背景として
従来のマネジメント、
「終身雇用を前提としての同じ環境・同じ教育で同じような人たちを育てる」
考え方が通用しなくなってきたことがある。
そうなっていれば、縦型の組織がうまく機能するので
日本の会社の形が縦割りなこととイコールになる。
市場が右肩上がりのときは、この形でもよかった。


なんでそれが通用しなくなったのか

1.社会の変化

人口の減少に伴う、少子高齢化。つまり、今後採用が大変難しくなる。
10年20年を見据えて採用しても、3年とかで辞められたら
この先、ほかの人を採用しようにも人がいない。
つまり、辞められないように「働きやすい環境」にしないといけない。

又、現在は未婚率が高い上に、高齢化で介護問題が深刻になることが予想される。
30代の男性でも、未婚なら介護の為にフルタイムで働けない人が今後増えることが予想される。

・・・・リアルになっとく。
周りでも、未婚の30代男性は多い。
いつ働けなくなるか解らないのは、女性だけではなくなってくるんだ。

2.仕事の変化

ものがあふれた世の中で、
もう「早く。安く。大量に。」では通用しない。
「これなら欲しい」付加価値をつけなければ、どの市場でも通用しない。


3.個人の変化

20代の若手の傾向として
「出世」には興味がなく「自分のスキルがどうあがるか」を重視する傾向があること。
そもそも会社に頼って生きていく気がないことから、
1世代2世代上の人たちと、プライオリティーの高い項目が違う。
若い人には今、「働いた実感」が必要。ということ。





だから、
これからはフルタイムで仕事を出来ないといけない。や
残業してでも多くの仕事をしなくては出世できない。
ような形で組織してると、先がない。

又、仕事の変化に伴って、
似たような考え方の人ばかりで構成した組織でもいけない。

いろんなキャラクターや働き方の人たちが
うまく機能するシステムを作っていくことが必要になる。
商品に付加価値をつけなきゃいけないから。
いつも同じようなことをやってると、世の中から置いていかれる。


この本は、時間短縮のハウツー本なので
じゃあどんなしくみがいいのか は
書かれていません。

ひとりで抱える仕事の仕方とか、自分の価値観・経験の物差しだけで
判断をする時代は終わったんだと思う。

じゃあどうしたらいいんでしょう。
どんなしくみだと、みんなが納得して
働く実感を感じるかたちがつくれるんだろう。