こんにちは。


子供の意欲と人間力を伸ばす専門家

 

子供の能力向上プロデューサー

宮下晴美です。

 

 

 

 

受験の戦略

前回は2つ目の

【親子で感情をコントロールする】の

 

 

 

心のうるおいチャージ

というお話をしました。

 

 

 

 

今回は最後3つ目の

 

「受験勉強の土台を作っておく」

 

についてお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

この受験勉強の土台を

作っておくということ。

 

 

 

実は受験生が身を置いている

 

『環境』によって

 

変わってくるので

 

 

 

始めに

 

受験勉強の土台作りのスケジュール感と環境

 

ということから見ていきます。

 

 

 

今日のお話しは

 

地方の親御さんは

 

特によく読んでいただくことをおすすめします。

 

 

 

 

 

今は10月ももう終わるころです。

 

 

この頃は

大体の受験生は

受験勉強の土台ができているものです。

 

 

しかしこの受験勉強の土台作り。

 

 

実は地域(又は高校)によって

受験勉強の土台作りを始める時期が

異なるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういうことか

見ていきましょう。

 

 

 

 

高校によっては1年生のころから

受験勉強に取り組んだり

 

 

 

または2年生から

 

 

そして地域によっては

 

3年生の春頃からなど

 

 

 

いつから受験勉強に取り組むかは

高校により様々です。

 

 

 

これは

 

地域によって異なる

 

ということです。

 

 

 

いつから受験勉強に取り組むかなど

このスケジュール感が分からないことが

1つの

 

 

「受験における地方格差」

 

となり
 

 

 

都市部と地方の教育格差

 

となっているのです。

 

 

 

ではこの教育格差とはなんなのか

見ていきましょう。

 

 

 

 

この教育格差の一つ

そして大きく占めるものが

 

情報格差

 

なのです。

 

 

 

 

これは、直接的に関わることとして

 

 

その地域にない大学の情報が不足している

 

 

ということが挙げられます。

 

 

 

地域にある大学は

地元の進学校の卒業生が多く進学しています。

 

 

 

ですので

 

その大学の情報が

既にあるのです。

 

 

 

その大学の情報があると

対策がしやすく

 

 

対策がしやすいということは

貴重な受験勉強の時間を

 

 

効率よく使うこともできる

ということです。

 

 

スケジュール感が分かる

ということです。

 

 

 

それは

情報があるからこそ

 

 

 

早く受験の対策ができる

     ↓

その大学への意識が高まる

 

ということにも繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで注目したいのが

 

『その大学への意識が高まる』

 

ということです。

 

 

 

その大学の卒業生が多いということは

 

情報があり

 

 

いつの時期から

受験勉強を始めると良いかもわかります。

 

 

 

それをもとに

受験生本人として意識を持つ

ということがあるのですが

 

 

 

その本人以外の要因

大きいのです。

 

 

 

大学のある地域は

 

 

高校の先生であったり

塾の先生であったり

親ごさんであったり

 

 

その大学を卒業した人が多いです。

 

 

 

受験の情報は

 

高校の先生や

塾や予備校の先生からも

 

得られます。

 

 

 

さらには、親御さんが

その大学の卒業生であったり

 

 

PTAや部活動つながりで

親御さん同士の交流を通して

 

 

情報が得られます。

 

 

 

そして

高校や塾・予備校の先生や親御さんから

 

 

このくらいに

受験勉強を始めるもの

 

 

とのお話があり

意識が高められます。

 

 

 

そしてその受験勉強を始める時期が

その地域で当たり前となり

 

 

 

その地域の受験生の

常識ともなっていくのです。

 

 

 

 

 

ここで気付かれたと思います。

 

 

その地域に

大学がなかったり


または大学が少ない場合

 

 

その地域における

受験勉強を始める時期というのは

 

 

都市部と比べて

違いが出てしまうことが考えられます。

 

 

 

それが地方の受験生の

 

『地域環境という教育格差』

 

の要因の一つとなっています。

 

 

 

つまり

 

他の地域の国公立大学や

 

早慶MARCH、関関同立など

 

 

都市部の受験生は

早くから受験勉強を始めているのに

 

 

地方では

受験勉強のスケジュールが異なり

 

 

 

それが受験に

響いてしまうことがあるのです。

 


 

 

その地域の大学がない

ということに加えて

 

もう一つあります。

 

 

 

 

その地域に

大手の塾・予備校がなかったり

 

少なかったりということも

大きな要因となります。

 

 

 

高校の勉強だけでは

充分な受験対策ができるとは言えません。

 

 

授業を受けているだけで

大学受験対策ができるかというかと

そうではなということです。

※ただ、高校により

何らかの対策を講じて

努力されている高校もあります。

 

 

 

 

塾や予備校がなかったり少ないと

どうなるでしょうか。

 

 

 

受験勉強について

 

スケジュール感や

勉強方法や

志望校はどうするか併願はどうするか

 

など

 

 

その大学に詳しい

相談できる相手がいないというのは

不利になってしまいます。

 

 

 

また、地方によっては

 

 

難関大に通っている大学生がほとんどいなかったり

 

難関大出身の社会人と出会う機会も

 

ほとんどありませんので

 

 

こちらも不利になってしまいます。

 

 

 

 

また

 

塾や予備校が多いと

それぞれに通っている受験生同士で

 

 

情報の交換が行われ

さらに情報が増えたり

 

 

受験勉強のスケジュール感は当たり前

という意識の受験生が多くなりますが

 

 

 

その情報交換や意識というのも

地方では難しくなってきます。

 

 

 

 

ただ

地方のトップ層の進学校でしたら

 

 

状況が異なることもあるので

一概には言えないのですが。

 

 

 

 

 

このようなことから

教育格差を避けるため

 

 

地方に住んでいるご家族が

お子さんの大学受験を見据えて

 

 

ご家族全員

またはお母さんとお子さんだけ

という形で

 

 

中学または高校から

都市部へ引っ越す

 

または、狙っている国立大学のある

都道府県に引っ越すという

 

 

選択をされているご家庭も

あるのです。

 

 

 

 

 

これまでお伝えしてきましたが

 

 

これら以外にも

 

 

受験勉強を始める時期が遅くなる要因や

 

他の教育格差があります。

 

 

 

 

次回はそのことについて

 

お話ししていきます。

 

 

 

 

今、もう11月となろうとしている時期に

 

なぜ、このようなことをお伝えしているのか。

 

 

 

 

このブログを見て頂いている方は

 

受験生の親御さんだけではないので

 

 

 

お子さんが将来的に受験の年になった際の

 

参考にして頂けるということもあります。

 

 

 

 

 

そして、今年受験生の親御さんにとって

 

もし今、お子さんが思うように

勉強が進んでいない場合

 

 

 

『意識の改革』

 

 

が必要だからです。

 

 

 

意識が変わると

 

考え方が変わり

 

行動が変わっていきます。

 

 

 

そしてその行動が

 

未来を創っていくのです。

 

 

 

 

これらを知ることは

 

受験生のお子さんにとって大切な

 

受験期の親子コミュニケーションにも関わってきます。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

ですから

 

しっかりと

知っていただきたいのです。

 

 

 

ここまで読んでいただいて

 

地方格差というものは

不利に捉えられると思うのですが

 

 

 

実はこのことを

 

 

これからでも

 

うまく受験に活かしていく

手段があるのです。

 

 

 

 

地方の受験生では

 

「受験勉強を始めるのが遅かったのでは」

 

 

と思っているお子さんや親御さんが

実際にいるかもしれません。

 

 

 

 

しかし

 

地方の受験生だからこそ

 

その親御さんだからこそ

 

 

お子さんの力を引き出す方法というものも

あるのです。

 

 

 

 

今、頑張っている受験生のみなさん。

 

その受験生のお子さんを支える親ごさん。

 

 

 

頑張っているからこそ

 

試験が近づくにつれ


 

イライラしたり

気持ちが揺らぐことと思います。

 

 

 

 

少しでも親御さん

そして受験生のお子さんの

気持ちが整い

 

 

お子さんの力が引き出せることを

願っています。