こんばんは。

受験親子サポーター

宮下晴美です。

 

 

 

 

ゴールデンウィークが明けて

学校が始まりましたね。

 

 

2日ほどたってまたお休みに入りましたが

お子さんの様子に変わりはありませんか?

 

 

 

 

前回4月後半にお伝えしたお話しでは

新年度になるとお子さんにとって

環境が変わることがたくさんあり

 

 

4月5月は心身ともに疲れてエネルギーが不足してくることがある

ということをお伝えしました。

 

 

今回はゴールデンウィーク明けに

気を付けることをお話ししたいと思います。

 

 

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1カ月間慣れない環境で頑張ってきて

ゴールデンウィークという長いお休みに入り

また学校が始まりましたが

このタイミングで登校するのが辛くなるお子さんがいます。

 

 

ゴールデンウィーク明けには

学校に行けなくなるケースが増えてくるということが起こります。

 

 

 

 

なぜゴールデンウィーク明けに学校へ行けなくなるのでしょうか。

 

 

 

ゴールデンウィークに入ると長いお休みの間

学校とは違い、家では自分の生活ペースで過ごせることになります。

 

 

 

それにより4月まで学校で頑張って過ごしてきた学校の生活ペースが

ゴールデンウィークで崩れてしまいます。

 

 

 

学校へ行くにはまた学校生活ペースに戻さないといけないのですが

その崩れてしまった家での生活ペース=家庭生活ペース から

学校生活ペースへと戻すためにエネルギーが必要になるので

 

 

 

休み明けの学校で、またいろんなことを頑張らないといけないと不安になり

それがお子さんにとって辛く感じるのです。

 

 

 

 

 

 

 

また、新年度の新しい環境や

友達や先生など人間関係によるストレス・緊張や不安などで

張り詰めた状態で疲れがたまっていたものが

ゴールデンウィークという長いお休みで一気に出てきます。

 

 

 

これらの環境の変化での疲れと

この時期の季節的な温度差などの条件が重なり

自律神経の働きで不調をきたしやすくなるのですが

その疲れがなかなかとれないことがあります。

 

 

 

さらに、ゴールデンウィークが明けた後は

7月に入るまでの約2か月間は祝日がないので

それに気付いているお子さんにとっては

 

 

 

次の7月の夏休みまでの先がとても長く感じて

しばらくまた頑張らないといけないと感じ

さらに気が重くなってしまうことがあります。

 

 

 

ゴールデンウィーク明けの不調は子どもだけでなく

進学したばかりの学生さんや、新入社員の方も

会社に行きたくないということが起こりますが

これは5月病とよばれています。

 

 

 

このようにこの時期は

心身に不調をきたすことが多い季節なので

気を付ける必要があります。

 

 

 

では子どもに

学校へ行きたくないという言動や様子がみられる場合

どのようにするとよいのでしょうか。

 

 

お子さんがこのような時

親御さんができること3つのポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

 

《親御さんができること3つのポイント》

 

 

お子さんが学校へ行きたくない、行けないとなった場合は

心と体のエネルギーが不足している状態です。

 

 

このような場合は無理に学校へ行かせようとするのではなく

お子さんの心と体の疲れをとってあげること

安心させてあげることが必要です。

 

 

 

 

1.子どもの気持ちに寄り添い心を休めるようにしてあげる

 

 

お子さんが疲れている、学校へ行くのがつらい

行けないという場合、無理をさせずに回復させることが必要です。

 

 

この時期に不調をきたしやすい理由をお伝えしましたが

そのようなことがお子さんの心と体に

起こっていることを理解してあげて

家で様子をみて疲れた心と体を休ませます。

 

 

お子さんにとって辛いことを抱えている状況であり

甘えではありませんので

お子さんの心の声にも耳を傾け

その気持ちを受け止めてあげます。

 

 

 

 

2.マッサージをしてリラックスさせてあげる

 

 

マッサージをすると

お子さんの心と体の緊張が取れて疲れが和らいでいきます。

 

 

お子さんに優しくゆったりと触れることで

ホルモンの分泌を促したり自律神経に働きかけ

心が安定していきます。

 

 

 

 

3.見守りながら子どものタイミングを待つ

 

 

1.2のように心と体を休ませてあげて

自分から学校へ行けるという気持ちになるのを待ちます。

 

 

親御さんが、明日は学校へ行けるだろう、

また、行きなさいと一方的に決めるのではなく

お子さんに次の日はどうするか聞きます。

 

 

無理に行かせようとすると

お子さんと親御さんの信頼関係に

影響が出てしまうことがあります。

 

 

お子さんから登校するという言葉がなければ

まだ回復できていないと考え、もう1日様子をみてみます。

 

 

 

また今年のゴールデンウィーク明けは

2日学校へ行くと土日となりまたお休みになるので

2日間は何とか学校で過ごせると感じるお子さんもいるかもしれません。

 

 

日曜日の次の月曜日からは

5日間学校へ通うというペースが始まるので

月曜日からの様子も

注意してみていくことも必要です。

 

 

そして疲れが取れてエネルギーがたまり

自分は大丈夫という自信が出てくると

お子さんは自分の意志で前へ進もうとしします。

 

 

お子さんの心にエネルギーがたまるまで

待ってあげることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

それでもなかなか学校に行けない場合は

他のことも考えられるので

その先の対応も考えていく必要があります。

 

 

 

今日はゴールデンウィーク明けに気を付けることを

お話させて頂きました。

 

 

お子さんの心の疲れが回復できて

心にエネルギーがたまるように

参考にして頂けると幸いです。

 

 

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宮下晴美

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