お子さんに、あれこれ言いたくなってしまうことってありませんか?



小さいお子さんであれ

小中学生のお子さんであれ

 


子どものすることに口を出してしまう。


お子さんのことを想ってこそ

良かれと思って

つい言いたくなってしまいますよね。

 

 

子どもが机を片付けていると

もっとここをこうした方が使いやすいんじゃないか とか

 

 

お手伝いしている時に

そんなやり方じゃダメだから

こうした方がいいんじゃないか とか

 

 

よくあるのは

料理を手伝ってくれているのに

 

 

『ああ、もういいよ

お母さんがする!』とか

 

 

横から手を出したり

ダメ出ししたり

 

 

お子さんがしていることを

 

 

口をはさみたくなることって

いろんな場面であると思います。

 

 

でも、こんなふうに子どものすることに口を出すこと

 

 

先回りしてああした方がいい、こうした方がいい

それは違う、これはダメ・・・

とばかり言っていると子どもはどうなるでしょうか。

 

 

(例外で小さいお子さんだと特に

危険なことや緊急なことは

言わないといけない場合は別です)

 

 

子どもはやる気をなくしていったり
自信がなくなっていき

 

 

また人に言われたことをするだけで

自分で考えて物事を進められなくなっていく

ということが起こってきます。

 

 

たとえば新入社員になって

社会でも問われることがありますが

 

 

・職場にいても自分で考えて動くことができない

 

・指示をもらうまで待っているだけ

 

 

と言われることがありますよね。


 

 

私も子どもの頃

両親によく口を出され

だんだんと自分の意見が言えなくなっていく

ということがありました。

 

 

だからそんなお子さんの気持ちが

すごく分かるんです。

 

 

 

 

ああだこうだと言われた子どもの心の中は

『自分はダメなんだ』

 

 

という気持ちになり

自信をなくしていくんです。

 

 

 

自分のやることは間違いだから

言われたとおりにしないといけない。

そうじゃないと失敗してしまうんだ。

 

 

失敗する自分は

いけないんだ・・・

 

 

という思考回路に切り替わってしまいます。

 

 

 

これは

自分はこれでいいという

『自己肯定感』が

低くなっている状態です。

 

 

この自己肯定感が低くなると

やる気も自信もなくしていってしまいます。

 

 

 

では

子どもについつい口出ししたくなったとき

どのように対応すればよいのでしょうか。

 

 

 

それは

 

 

『子どもに気付きを与える』

 

 

声がけをすることです。

 

 

 

 

例えば

 

子どもがクッキーを作っている時。

 

 

材料を泡だて器で

混ぜていて

 

 

だんだんとまとまって固くなり

泡だて器にだんごみたいに

からみついて取れなくなってしまった。

 

 

それを見ていたお母さんが

 

 

「あ~違う!途中でヘラに変えて混ぜるの!」

「泡だて器だと固まってくっついてしまうことくらい分かるでしょ!」

 

 

と口を出すのではなく

 

 

どうしてもアドバイスを出したかったら

(本当は黙って見守るということもあります)

 

 

「何で泡だて器にからまったのかねえ?」

「生地が固まってきたら、何を使うと混ぜやすいと思う?」

「作り方になんか書いてあった?」

 

 

などと、子どもに自ら

 

 

『気付いてもらうきっかけを作る』

 

 

声かけをするのです。

 

 

 

 

そうすると子どもは

 

 

自分で気が付いた

   ↓

自分でこうしようと考える

   ↓

自分で解決することができた!

   

 

といった段階を踏んで

自信がつくのです。

 

 

(お子さんの年齢により

声掛けを変えたり手伝うことが出てきます)

 

 

 

 

さらに達成感も得られるので

自分は出来たという思いから

 

 

自己肯定感が高まるのです。

 

 

 

 

自分で気づいて

考えて

決めていく。

 

 

そんな子どもの力を潰さずに

上手に引き出してあげれるとよいですね。

 

 

 

子どもの自己肯定感を高める方法を

もっと詳しく知りたいという方は

ご相談くださいね。

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今日も明日も明後日も

みんなのココロが晴れますように✨


イライラしない子育てをしたいお母さんを

応援しています。


おもてなし子育てプロデューサー

宮下晴美