大阪市の不妊治療施設が、「卵子の若返り」に成功したそうですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000061-mai-soci
「卵子の若返り」とは、
「体外受精の際に、質が低下したご自身の卵子に、細胞を元気にするはたらきのあるご自身のミトコンドリアを注入して卵子の質を改善し、体外受精しやすくする」
方法。
現段階では「卵子の若返り」とまだ「?」がつく状態ながら、
同施設の治療では、6人中2人、33.3%の人が妊娠に成功したのだそうです。
※実験に参加したのは25人なので、参加者に対しては8%
妊娠を望む方にとっては「希望の光」がまた1つ増えた、と言っていいのではないでしょうか。
「卵子の質」が低下する理由はさまざまですが、主な理由として
1.出産年齢の高齢化
2.女性のストレス
が挙げられます。
女性の社会進出とともに
女性のストレスは増大していますし、
仕事で活躍しているうちに年齢を重ね、「子供を産もう!」という時にはすでに卵巣が衰退しはじめ、卵子の質が落ちてしまっている、ということがよくあります。
女性の社会進出が一般的となった現代では、悩ましい問題ですね。。。
日本生殖医療学会によると、妊娠・出産に最も適している年齢は
「20歳代、おそくとも35歳まで」
です。
調査により、自然妊娠する確率は35歳から急激に低下することがわかっているんですね。
なので、自然妊娠を希望するなら、できれば20代、遅くとも35歳までがオススメです、と。
とはいえ、
既にその年齢を超えてしまっている方も多いですし、
現代ではさまざまな事情からその年代での妊娠・出産に踏み切れない方も多いでしょう。
年々進化する不妊治療は希望の光ではありますが、
精神的・肉体的・経済的に大きな負担を強いられることに違いはありません。
できれば自然妊娠したい、というのがこどもを望む方に共通の想いではないでしょうか。
そのために、どうしたらよいか?
もちろん、早くに妊娠・出産できるのであれば、それが一番です。
でも、そうはいかない場合は?
日々の暮らしを気を付け、
「卵巣を元気に保つ」
ことが大事なのではないでしょうか。
たとえば、
血流をよくして、卵巣にしっかり栄養が届きやすい環境をつくる、
とか。
たとえば、
食事や化粧品の添加物をやめ、ナチュラルでバランスのようものを摂るようにする、
とか。
たとえば、
なるべくストレスをためないように、上手にストレス解消に努める、
とか。
血液には、私達が食べたものを内臓が消化し栄養素にしたものが溶け込んでいます。
血流は、その栄養素を「どんぶらこ~」と運ぶものなので、
卵巣に栄養をしっかり届けようと思うと、血流がしっかり栄養を運ぶ必要があるんですね。
血流をよくするのは、運動やお風呂も有効です。
湯船にゆったりつかったり、早歩きのお散歩やヨガをしたり。
個人的には、
「下腹部を膨らませたりへっこませたりしながら深呼吸をする」
というのがお気に入りです。
下腹部そのものを動かすので下腹部の運動にもなりますし、
深呼吸して空気をたっぷり吸い込むのも血液に酸素が行きわたりますし、
深呼吸はリフレッシュにもつながるし。
添加物についてはさまざまな意見があり、ここでは詳しく述べませんが、
細胞を傷つけるはたらきがあるものも少なくなく、
個人的にはあまりオススメしません。
世の中が「オーガニック」にこだわることを考えても、
なんとなく「添加物はよくない」というイメージはおわかりになるのではないでしょうか。
ストレスは、細胞を傷つける張本人なので、
卵巣の細胞を傷つけられないためにも、ぜひとも避けたいところです。
そして、
「卵巣の元気」「卵子の質」については語る時に、
女性ホルモンとの関係は切っても切れません。
卵子は卵巣の中で、卵子の種(卵母細胞)から卵子へと成長していきます。
その手助けをしているのが、女性ホルモン(エストロゲン)です。
そのため、エストロゲン不足の場合は、上手に卵子へと成長できなくなってしまいます。
上手に成長できなかった卵子が「質のいい卵子」になれないことは、理解しやすいですね。
さらに、年齢とともに卵巣は疲れ、女性ホルモンの分泌は減ってしまいますが、
女性ホルモンの分泌が減ってくると脳は
「あれ?命令どおり女性ホルモンが分泌されてない!」 と
「出せー! 出せー!」
とヒステリックに怒り始めてしまいます。
ところがもう高齢化した卵巣はしっかりはたらけず、女性ホルモンを充分にだせない。
すると、卵子がうまく成長できないのはもちろんなのですが、
「出せー! 出せー!」と脳のヒステリックがエスカレートすることにより
ストレスもたまり、自律神経も乱れ、
ますます女性ホルモンが出にくくなり、妊娠もしにくくなる、
という悪循環があります。
これは、避けたい。
なので、将来妊娠を望む女性は、ぜひ早いうちから
女性ホルモンケアをしておいた方がよいのです。
たとえば【jolve】なら、植物由来の女性ホルモン成分(※お豆腐のイソフラボンのようなもの)も配合されているのですが、それ以外に、
植物由来の血流を促進する成分
や、
植物由来のストレスを緩和する成分
などが含まれています。
もちろん、天然100%なので、添加物もいっさい入っていません。
スキンケア用品はお肌につけるものですが、
肌につけたものは「経皮吸収」として皮膚から体内に取り込まれ、
血流にのって体内を巡っていくので、
結果的に全身に影響を与えることになります。
【jolve】は女性ホルモンに着目して開発したスキンケアコスメで不妊対策コスメとして開発したわけではないのですが、
ご利用になった40代の方からも「妊娠しました!」とたくさんご報告をいただくのは、
きっと、そんな理由があるのだと思います。
もちろん、妊娠に関係するのは女性ホルモン・卵巣だけではありません。
その他さまざまな要因がありますし、
男性側の原因であることも約5割
といわれています。
なので、「女性ホルモン・卵巣ケアをしていれば妊娠する!」とはとても言えませんが、
今回の「卵子若返り」の手法も、不妊治療の方法の話題で、
根本的な解決案ではありませんでした。
費用も、1回・250万円ですし。
女性ホルモンに携わる者として、不妊に苦しむ多くの女性を見てきているので、
お役に立てればうれしいなー、とあらためて思った記事でした。
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*プロフィール
1972年4月生まれ。岐阜県生まれ。
・『ミスブライダルモデルグランプリ』特別審査員
・映画『更年奇的な彼女』公式アプリコンテンツ監修
・自然療法の国際総合学院・IMSI講師
・国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟(IFPA)認定セラピスト
・マスターオーガニックコーディネーター ほか資格多数
●ただ、塗るだけ!10秒でできる女性ホルモンスキンケア
【jolve】(ジョルブ)開発者(2014~)
●天然100%にこだわる旅気分の隠れ家アロマエステサロン
【Aroma Dolphin】オーナー(2005~)
●アトピー・敏感肌の方にもお勧めしたい天然100%コスメを集めたお店
【Natural Dolphin】オーナー(2010~)
●東北支援ボランティア団体
【JILCA】代表(2011~)
●株式会社ドルフィンズ代表取締役
32歳まで、モーレツ会社員として勤務。
月400時間以上働き、3日間一睡もしないことも。
食事をする時間もないため、お菓子で食いつなぐ生活を続ける。
32歳の時にストレスから女性ホルモンのバランスを崩し、ホットフラッシュを体験。
33歳になると同時に退社、アロマセラピストとしての人生に転換する。
アロマに携わるようになり、ホットフラッシュは治り、 それまで人生で一度も定期的に来たことがなかった生理がきれいに28日周期でくるよう体質に変わる。
そこでアロマの効果を思い知る。
さらにアロマセラピストとして多くのお客様と接する中で
・生理痛がひどくて欠勤が続く方が順調に勤務できるようになる、
・不妊に悩んでいた方が妊娠される、
・更年期で悩んでいた方の症状が軽くなり明るくなられる、
などの変化を目の当たりにする。
一方、女性ホルモントラブルで悩む方の多さに驚く。
アロマトリートメントが女性ホルモンケアに有効なことは実感したが 時間的・距離的制約のある女性達が通い続けるのは難しいことも実感。
そんな折、縁あってアロマテラピー界の世界的巨匠・G.M.氏のご協力をいただき、 2014年、女性ホルモンに着目した天然100%のオリジナルブランド・【jolve】(ジョルブ)を発表。
天然由来成分100%で
・弱った卵巣のはたらきをたすけ
・自律神経の働きを調え、
・血流を促進し、
その方のもつ女性ホルモン分泌機能を最適に発揮させ、 女性が心身共に健康に輝ける毎日をサポートする。
【jolve】の語源は、「jolly」(楽しい・英)+「vie」(人生・仏)。
【jolve】を通じて女性ホルモンのバランスを調え、楽しい人生を送っていただきたい、という想いを込めている。
大の海好き。 海外旅行好き。
夢は世界中を美しい自然をみながら、のんびり放浪すること。
太陽大好き!なので、シミはあまり気にしない。
小さなシミより、内面から輝くいきいきした生き方に興味がある。
趣味はゆっくり眠ること。
ぽかぽかした場所で、ふわふわのおふとんに包まれてごろごろできれば、 最高に幸せです。