娘は2024年の1月からバイトを始めました。
お小遣いを貯めて乗馬の資金に充てる。推し活に使う。今後かかるであろうペットの医療費を貯めるため。
年末に意気込んで面接に行った酒屋さんはNG.
年明けに、OPENするファストフード店の面接にいき、見事合格。1月末からバイトを始めています。
ただし、今までほとんど決まった時間、決まったことをしてこなかった数年間。
好きな時間に起きて、好きなことをして、好きな人とだけ接してきた数年間。
いわば、社会とは少しはなれた場所にいた娘。
バイトは親が介入することのない場所。
自分の責任でやっていかなくてはならない場所。
最初のうちは頑張れていたけど、時間がたつにつれて「やらなくてはいけない、いかなくてはいけないプレッシャー」に打ち勝つことができない日が出てきて、
当日欠席すること3回。
(それでも頑張って続けてきたと思う)
遂に先日無断欠勤をしてしまいました。
行かなきゃいけない気持ちと、行きたい気持ち。バイトをやめたくない気持ち。
でも、心がついていかなくて(些細なことで私と喧嘩をしたことでメンタル崩壊)
ママのせいでバイトに行けなくなったという始末。
バイト先の方から「大丈夫?これそう?」のLINEにも「行きます!」と返事をするも
足が向かず、結果バイトに穴をあける結果となりました。
行きたいのに行けない。頑張りたいのに頑張れない。
どれほどの葛藤があったことでしょう。
泣きながら、私に行きたいのに行けないことを伝えてくれました。
頑張らなくていいよ。って言いたい。でも娘は頑張りたいんです。
とても辛かったです。
でも、社会に出ていくとはこういうこと。
どうにもならないこともある。あとは自分でなんとかしていかなくてはならない。
娘にひとつ提案しました。
今の自分の事、素直にお話してみたら?バイト辞めたくないってこともちゃんと伝えてみたら?
吉と出るか、凶と出るか、いちかばちかの提案。でも、きっと自分の状態を隠して働いてもきっとこの先辛くなるだけだと思ったので。。。。
大雨の中、娘はバイト先に向かいました。
上司と話をして、バイトをして夜帰宅。
「ママ、●●さんも、躁鬱なんだって。私の話泣きながら聞いてくれた。二人で泣いた。
心に元気がない人でも、働ける場を作りたい。私は4月で退職するけど、やめるまでに必ず、一緒に店長と話をする場を設けるからね。それまで今まで通り頑張ろう。私ができる限りのサポートをするから。今日は無理!って思ったらすぐに連絡してね」と
泣きました。
厳しい社会の中にも娘に寄り添い、支えてくれる大人がいることに。
そろそろ私もすこしづつ子離れできるのかな。
娘の回りに優しい大人がいるということ。寄り添ってくれる人がいるということ。
私自身とても励みになりました。
社会に出る不安。私以上に娘の方が不安だったと思います。
不登校?非行?東横キッズ?それはもう過去の話。
今を頑張って生きる娘をとても誇りに思います。