大河ドラマのタイトルのようになりましたが(笑)
いよいよ卒業式間近になりました。
2個下の弟は残り数日の通学。
姉と登校したい気持ちが大きく、毎朝声がけするも行けない最終週も残り3日。
学校では毎日卒業式の練習があり、先生からも頑張っておいで!と電話が来る。
不登校だった子が卒業式にでるの、正直しんどいと思います。
仲のいい子たちがわいわい集まる中、ひとりポツンとたたづまなければならない状況。
いきなり、あの集団の中に入るのは、敵地に生身の姿で入り込むようなものでしょう。
最後の節目、卒業式は出てほしいと欲が出てしまいます。
でも、それが彼女のプレッシャーになり、せっかく落ち着いてきた日常を壊し、また精神が不安定になってしまって取り返しのつかないことになってしまったらと思うと、あまりしつこく卒業式にでたら?とも言えません。
学校生活も残り3日。
昼間相変わらずグダグダしてる娘に、おじいちゃんに、お昼ごはんを届けてほしいとお願いすると、
「やりたいことあるからむり!」と。
なんなん?暇なのに、少しくらい言うこと聞いてくれてもいいじゃん。。。と思っていたら、部屋に娘の姿がない。
あー。。…見えないプレッシャーをかけてしまってたんだな。。。と激しく後悔しているとLINEが。
【さっきテレビで海外のドラマで心の介助犬と学校に行って行けてた子が居て、ワンコ中までは連れてけないけど一緒に歩いてなら行けると思って一緒に学校までこれだから、犬を引き取りに来て】
と。
車で学校に向かうと、制服を着て犬と正門の前で佇む娘を発見。
ありがとう。じゃ、行ってきます。
と娘ちゃん。
校舎に入る娘を涙で見送りましたが、これ以上はきっと無理だろうと、学校に引き返すと、保険の先生と正門に戻る娘の姿。
「やっぱムリ」
と娘。
いーよいーよ。ここまでよく頑張ったよ!おうちに帰ろう。
偉いよ。頑張ったね。
歌舞伎町に行かない、リスカしないに、加えて、最後学校に行こうと戦ってくれてた娘を誇らしく思います。
ありがとう。