ママはホームドクター*高木真由美です。

私が初めてホメオパシーを勉強したのは今から10年前の2005年6月、息子が1歳になる少し前のことです。

確か6回コースの講座だったと思うのですが、初回の講座ではワクチンのことや症状を抑圧することのデメリットなどについて聞いて、それはそれは天地がひっくり返るぐらいビックリしました。

ホメオパシーのことは妊娠前から知っていたので、ワクチンの話はある程度自分で調べて理解していたつもりでしたが、それでもやっぱり信じられないような話をたくさん聞かされて「なんて世の中なの!」と鼻息荒くしたことを今でもハッキリと覚えています(笑)

それまでは、ワクチンや薬が病気を予防したり、治してくれるものだとずっと信じてましたから^^;

今でも忘れられないのが、その時に聞いた「抑圧の階段」と言う言葉です。

① 熱や咳を抑圧すると次に症状は皮膚に出る。

② 皮膚に出た症状を抑圧すると次に症状は内臓に出る。

③ 内臓に出た症状を抑圧すると、最後は脳や神経系に症状が出る。



「子どものかかる病気は自然からのおくり物」と聞いてもその時はあんまりピンと来なかったけど、とにかく「症状は抑圧してはいけない」と言うことだけは頭に置いて息子が産まれてから熱、湿疹、咳などが出ても症状は出来るだけ抑圧しないようにしています。

息子は乳児湿疹が3・4か月頃から出始めて9・10か月頃までほっぺたに湿疹がずっと出ていましたが、ステロイドは全く使わず、ホメオパシーのクリーム(CやTuなど)だけで何とか乗り切ることが出来ました。

当時はホメオパシーのクリームを使うことしか方法を知らなかったけど、今ならクレイやハーブウォーターを使ってお手当出来るのになぁ・・・^^; 

出来ることなら我が子に試してみたい(笑)

乳児湿疹は基本的には何にもしなくても自然に治るものなのですが、お子さんに湿疹がたくさん出てしまうと「大丈夫かしら?もしかしてうちの子アトピーじゃない?」と不安になって、皮膚科に行ってステロイドを処方されてしまう・・・と言うケースは多いんじゃないかな。

「あらー、大変!かわいそう!皮膚科にはちゃんと行ってるの?早くお薬塗って治してあげなくちゃだめじゃない。」

なーんて言う言葉を見ず知らずのおばちゃんから声をかけられたと言う人も少なくないはず。

大きなお世話だよっ!つーの(笑)

乳児湿疹は、ママのお腹の中にいた時にママからもらった要らないものを排出するために出ると言われています。

私は、妊娠前は食べるものにはあんまり気をつけていなかったし(さすがにコンビニ弁当は食べませんでしたが・・・)、お薬も普通に飲んでいたし、お肌につけるものには全然気をつけていなかったので息子の乳児湿疹が長い間出ていたのは仕方がないかな~^^;

息子よ、ごめん!

乳児湿疹が出ている時にステロイド剤を塗って症状を抑えてしまうと、乳児湿疹が後天性のアトピーになる可能性もあるとか。

ママからもらった要らないものを皮膚から排出しようとして症状が出ているのに、その症状をステロイド剤で抑えられてしまったら、私たちのカラダは次はその要らないものを咳で排出しようとします。

アトピーと喘息を両方持っているお子さんって結構多いですよね。

症状をお薬で抑圧するのは、「モグラたたき」と同じようなものです。


モグラたたきをイメージしてみてください。

モグラ(症状)が出て来たところをたたいて引っ込ませても(薬で抑圧する)、また別のところからモグラ(症状)出て来ますよね?

別のところから出て来たモグラをまたたたいて引っ込ませる ⇒ また別のところからモグラが出る・・・ 

これを繰り返していると「抑圧の階段」を登ることになってしまいます。


モグラ(症状)が出てきても出来るだけ叩かない(薬で抑圧しない)ことが大切です。

モグラ(症状)が出て来てもモグラ(症状)をたたかないで出し放しにすると、痒い~!痛い~!と辛いので、モグラがニョキッと穴から顔を出すのを抑えるのにアロマ・クレイ・ハーブウォーターなどの自然療法を上手に使うといいですよ。

これから暑くなるとあせも、とびひ、虫刺され、日焼けなど肌トラブルが多くなって来ます。

最近、やたらと飲むかゆみ止めのCMが目に留まるんだけど ひぃ~恐ろしい。


モグラ(症状)が出て来たからと言ってすぐに叩いて引っ込めないように自然療法のツールを上手に使って「抑圧の階段」の一歩を登らないようにしましょう♪


近日中にお知らせします季節の自然療法のお手当講座~夏の肌トラブル対策編~では、アロマ・クレイ・ハーブウォーターを使ったお手当グッズを使って、上手にモグラ(症状)とお付き合いする方法をお伝えします!



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