こんにちは
「戦う男のストレスをアロマで癒す専門家」
【ミスターアロマ】の星野知子です。
あなたには
どなたか
「許せない人」
いらっしゃいますか？
“負の感情”には
いろいろありますが
「許せない」
この気持ちを消化するのは
なかなか
難しいのかもしれません。
先日
「マインドフルネスインストラクター」
の養成講座で
“慈悲瞑想”
という瞑想を体験しました。
その瞑想は
呼吸に集中する「集中瞑想」や
“集中”せず“観察”する「洞察瞑想」
とは違い
「瞑想」しながら
自分を慈しんだり
他人を慈しんだりします。
具体的にいうと
自分のことを嫌ってる人や
自分が嫌いな人の幸せも
祈ります。
「自分は絶対にしたくない。
なぜ
自分の嫌いな人の幸せを
祈らないといけないのか。」
受講生の中に
そういって
自分の嫌いな人の幸せを祈ることを
拒否なさった方が
いらっしゃいました。
もちろん“強制”ではないので
無理な方は
やらなくていいです。
そう
先生もおっしゃって
その方は
なさいませんでした。
でもご紹介しましたが
私たちが生きてる間に
“ご縁”がある方たちの中には
私たちに
良いことをしてくれる方
ばかりでは
ありません。
ひどいことをされたり
腹が立つことをされたり
許せないことをされたり
嫌われたり
嫌なことをしてきた相手も
私たちの
魂の成長のために
現れてくださった
有難い
“ご縁”のある
「悪役」さん
なんだそうです。
自分に対して
優しくしてくれて
助けてくれて
応援してくれて
好きでいてくれる
良い人こそ大事
そう思われがちですが
嫌な人も
人生には
“必要”
なのです。
良い人だらけでは
良い人の大切さ
に気づかない
からで
バイキンマンがいるから
アンパンマンの良さが
みんなにわかりますよね？
どのアニメや映画でも
悪役と立ち向かうから
主人公は
成長していくのです。
そう思うと
「悪役」として登場してくれた
嫌な人には
感謝すべきかもしれません。
辛いこと。
悲しいこと。
ショックなこと。
腹が立つこと。
があった時
「そのおかげで」
をつけて
プラスなことに
変換することを
お薦めしています。
例えば
誰かに陰口をいわれていたのが
わかった時は
「そのおかげで」
付き合うべきでない人が
誰かわかってよかった。
知らずに親しくし続けているところだった。
本当に大切な人が誰かもわかった。
ありがとう。
という感じです。
変換することで
「辛い」「悲しい」
「ショック」「腹立つ」出来事も
プラスの出来事に
置き換えれて
「感謝」することが
できるようになります。
すると
その
「辛い」「悲しい」
「ショック」「腹立つ」ことを
自分にした人のことも
「感謝」することが
できるようになると
思います。
自分の心に
生まれてくる
「悲しい」気持ち
「寂しい」気持ち
「許せない」気持ち
その感情を
生まれてこないようにするのは
所詮
無理です。
そう思うのは
とても自然なこと。
止めることは
できません。
罪悪感を
感じる必要は
ないと思います。
そして
生まれてきてしまったその気持ち。
あまりすぐに
「変換」してしまうと
ちゃんと消化されないまま
封じ込めてしまうことに
なるかも
しれません。
“悲しい”気持ち
“寂しい”気持ち
“怒り”の気持ち
「変換」前に
抑えこまず
まずは
「吐き出す」ことを
お薦めします。
誰かに
聞いてもらうのは
とてもお薦めです。
私も
いつも
聞いてもらっています。
最後はちゃんと
プラスの言葉で締めるよう
それだけは
気をつけています。
「時間薬」が
必要なこともあると思います。
義理妹は
２週間前に
他界した義父のことを
長年
許せなかったように
思います。
どれだけ
嫌な思い出があるのか
私たちには
わかりません。
色々聞きましたが
そこまで嫌がる理由かといえば
ピンときません。
いつもニコニコ
人畜無害
無口で穏やかなお義父さん。
私たちにしたら
そんなイメージ。
きっと
一緒に暮らした
家族にしかわからない
嫌な部分が
あったのでしょう。
お通夜の席で
親戚の人から
お義父さんの
知らなかった一面を聞き
少しだけ
わかった気もしました。
20年前
お義母さんが亡くなって
その２年後に
お義父さんは再婚し
そのことで
2人の溝は
ますます深まった気がします。
うちの家で
子供たちのお誕生日会の時
顔を合わせても
彼女のお義父さんへの態度は
とても冷たいものでした。
そんな彼女が
変わったのは2年前。
義父が骨折して
入院した時でした。
当時
義父は89歳。
かなり弱った姿をみて
積年の恨みが
溶けていったのかもしれません。
その日から
義妹は
義父へ優しく接するように
なりました。
お義父さんとのお別れは
とても寂しかったです。
ただ
最後の２年間
“実の娘”から優しくされて
幸せな最期を
迎えられたのです。
本当によかった！！
「許せない」
そう思っていた相手でも
「時間薬」や
「そのおかげで」の変換などで
人は
「許せる」ように
なるのだと思います。
私にも
ずっと「許せない」
そう思っていた人がいます。
悪口をいわれてることを聞いて
しばらく
その人の顔を
見たくなくなりました。
自分も
その人のことを
友達に愚痴っていたくせに
そのことは棚にあげて
「許せない」
そう思っていました。
なるべく
顔を合わさないようにしました。
物理的に距離をとる
これはお薦めです。
可能なら
しばらく顔を見なくてすむように
してみてください。
何度も何度も
「そのおかげで」
をつけて変換しました。
友達に
「モヤモヤする気持ち」を
きいてもらいました。
「時間薬」も
必要でした。
何年たった頃か
今となっては
はっきりわかりません。
ですが、私は
その人を
「許す」ことが
できていました。
その人が
私の悪口をいってたと
“いらんこと”を
教えてくれた人のことも
今は心から
許せています。
もしかしたら
どうやっても
「許せない」
そんな方も
いるかもしれません。
そんな時は
「許せない自分を許して」
あげてくださいね。
どうしても許せないほど
あなたは
ひどいことをされたのです。
無理して
「許さなくてもいい」
かもしれません。
しかし
義妹のように
長い長い年月をかけて
最後の最後に
「許せる」
ようになるかもしれません。
前頭葉が鍛えられることによって
「ポジティブに考えよう」
「許そう」
と努力するのとは違って
灰白質が大きくなって
ネガティブな感情を
上手に処理できるようになり
「前向きな行動をしよう」
「許そう」
という気持ちに
自然と思えてくる
そういわれています。
あなたが今まで
「ネガティブ」だったり
「許せなかったり」したのは
もしかしたら
前頭葉の力が
弱かった
だけかもしれません。
前頭葉の力は
“瞑想”によって
鍛えることが
できると
言われています。
自分や
自分のことを嫌いな人の幸せや
自分が嫌いな人の幸せを祈る
“慈悲瞑想”は
自分の感情を
コントロールをしたり
やる気を出すといった効果が
高いです。
ですが
他の“瞑想”に比べて
瞑想中に
“ネガティブな思考”が浮かびやすく
なるそうです。
ですから
ネガティブ思考の人や
うつっぽい人
反芻思考の人は
まず“呼吸瞑想”や“洞察瞑想”で
ある程度メンタルを落ち着かせ
前頭葉を鍛えてから
“慈悲瞑想”することを
お薦めします。
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