こんにちは
江戸時代から始まり
当時の人にとっては
「死ぬまでに一度は訪れたい」
というほどの
国民的人気行事でした。
また天照大御神がお招きした
正宮から別宮に行く所に
三つの丸い石が
組まれている場所があります。
パワースポット
と言われている「三つ石」です。
式年遷宮が行われる時
神宮祭主が祓い清める場所で
正式には「川原祓所」
(かわらはらいしょ)
と言うそうです。
ただ
この石に
手をかざしてみても
パワーはもらえないんですって。
正宮についで尊い
豊受大御神の
「荒御魂 (あらみたま)」の宮
(荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きのこと)
「多賀宮」に参ります。
新しい事を始める時に
お参りすると
良いとされています。
こちらでは
“個人的な願い事”をしても
良いそうです。
その後
時間があれば
「土宮」や「風宮」も
お参りしてみてくださいね。
古くから土地を守ってきた神様
「土宮」は
堤防の守護神として
平安時代に
末社から別宮に昇格した
お社になります。
「風宮」は
農作物を育むのに大事な
雨と風を司る神様。
元寇の際に
神風を吹かせたと言われています。
所要時間は
御正宮にお参りするだけなら
20分程度、
いくつかの別宮をめぐるなら
40分程度になります。
「内宮」はかなり広いです。
所要時間は
御正宮だけなら
40分程度。
いくつかの別宮をめぐるなら
1時間程度が目安です。
「冬至の日」
日の出が
鳥居の真正面で昇るよう作られた
大鳥居。
この鳥居をくぐり
「右側通行」で
宇治橋を渡って
「五十鈴川」を越えます。
これが「五十鈴川」
宇治橋は
日常の世界から
神聖な世界を結ぶ“架け橋”と
言われています。
宇治橋を渡って
もう1つ鳥居をくぐると
いよいよ「神域」です。
鳥居をくぐると
すぐ右手に折れます。
砂利道が続くので
歩きにくいヒールなどは
やめたほうがいいでしょう。
砂利道を進むと右手に
「御手洗場」といって
五十鈴川の水で
手を洗える場所があります。
ここで手を洗って身を清めます。
広い敷地内には
樹齢700年という
杉の大木がそびえ立ち
神々しい空気感が
漂っています。
まずは
「御正宮」にお参り。
カメラでの撮影は
石段の下までです。
「御正宮」の参拝を終え
石段を下り
別宮に続く道に入って
すぐのところに
パワースポットの
大きな杉の木があります。
たくさんの人が
抱きついたり
触ったりしているので
すぐ見つかると思います。
つぎに
内宮に所属する十別宮のうち
もっとも格式が高い
第一別宮「荒祭神」に
お参りします。
殿舎の規模も
他の別宮よりも大きく
「御正宮」に次ぐ大きさです。
ご祭神は
天照大御神の神様の
御魂のおだやかな働きを
「和御魂」(にぎみたま)と
言うのに対して
荒々しく格別に顕著な
ご神威をあらわされる御魂の働きを
「荒御魂」とたたえるそうです。
こちらでは
“個人的な願い事”をしても
良いそうです。
参拝に
どれくらい時間をかけるのかは
個人によって違うと思いますが
時間に余裕がある方は
「風日祈宮」に参ったり
子授け、安産の神様
「子安神社」にも
お参りしてみてくださいね。
「子安神社」
↓
写真出典
写真出典
ご祈祷をしてもらいたい方は
先に「神楽殿」というところで
お申し込みくださいね。
御朱印も
この「神様殿」の神札授与所で
いただけます。
ご祈祷してもらう場合
服装は
正装が好ましいと
言われています。
ご祈祷をしてもらわない場合も
あまり露出した服や
軽装は慎みましょう。
白っぽい服のほうが
良いと言われています。
私たちが
朝晩の食事をとるように
伊勢神宮の神々にも
古くから朝晩の食事が
お供えされています。
1500年間つづく
神事で
日別朝夕大御饌祭
(ひごとあさゆうおおみけのまつり)
と呼ぶそうです。
伊勢の大神の御饌(みけ)は
外宮の御饌殿(みけでん)
という御殿で供されるそう。
大御神にそなえる
大御饌(おおみけ)は
鯛、昆布、御飯、鰹節、野菜
などがあり
専用の土器(かわらけ)には
お酒が入っているそうです。
かこ隊長のご実家の
「白鷹」さんは
全国の数ある酒蔵の中で
唯一
この神宮御料酒に選ばれた
銘柄になります。
現在まで
一日も欠かすことなく
「伊勢神宮」の神々に
供えられているんだとか。
運が良ければ会えるという
つがいの「神鶏」に会えました。
宇治橋の擬宝珠(ぎぼし)の中には
橋の安全を祈って
饗土橋姫(あえどはしひめ)
神社のお札
萬度麻(まんどぬさ)が
収められている擬宝珠(ぎぼし)が
一本だけあります。
この擬宝珠(ぎぼし)に
触れて帰ると
また参拝に訪れる事ができる
と言われています。
ぜひ触って帰ってくださいね。
右側通行で帰る時の
最後から二本目になります。
また
その時に踏む
端から三本目の板が
踏むと“金運がアップする”
といわれている板になりますよ。
擬宝珠(ぎぼし)は
必ず帰り道で触ってくださいね。
“内宮の門前町
「おはらい町」の中ほどで
約300年間変わらず
商いを続けてこれたのも
お伊勢さんの「おかげ」”
という感謝の気持ちで作ったのが
この「おかげ横丁」。
江戸から明治にかけての
伊勢路の代表的な建築物が
移築・再現されています。
三重の老舗の味や
名産品が楽しめるので
ぜひ覗いてみてくださいね。
「くずきり」
店内では
「赤福」や「ほうじ茶プリン」
また1日には
夜中から並ばないと買えない
「朔日餅」も
こちらで食べることができますよ。
伊勢神宮の参拝時間は
季節によって違います。
お土産を買う時間など
余裕を持って
帰りの列車を
予約してくださいね。
参拝時間
10月・11月・12月
午前5時~午後5時
1月・2月・3月・4月・9月
午前5時~午後6時
5月・6月・7月・8月
午前5時~午後7時