こんにちは
東六甲山麓唯一の霊場で
天然記念物の森におおわれた
とてもスピリチュアルなパワーが強い
といわれている神社です。
この「越木岩神社」も
特に女性守護
子授け・安産の神様として
信仰されてきたそうです。
600年~700年前から
祀られているという
とても歴史のある神社になります。
周囲約40m・高さ10mの
巨大な岩(花崗岩)の
ご神体があり
その周りを一周すると
“ご利益がある”
といわれています。
ものすごくパワーが
溢れているのが
写真を撮るとわかります。
光の帯が
写りこみますよ。
白い龍が住み着いている
といわれています。
「ご神徳を頂戴できる」
「霊気を感じる」
「パワーを感じる」
「癒される」
といって
毎朝毎夕お参りされる方も
たくさんいらっしゃるようです。
酒米を蒸す時に使う
「甑(こしき)」という道具に
似ていることから
「甑岩」(こしきいわ)と
名づけられたそう。
また
岩の形状が
女性自身にも例えられたことから
特に女性守護
子授け・安産の神様として
信仰されてきたそうです。
この岩が
大昔から人々に信仰されており
神社は後から
できたようです。
この岩には
こんなエピソードもあります。
越木岩神社ホームページより引用
いまから400年程前
大阪城の石垣を築く工事が始まった頃
日本全国のお殿様が家来(けらい)に命じて、あちらこちらの山を探させ、大きな石を見つけては、大阪へ運んできました。あるお殿様が、この甑岩に目を付けました。「あんな大きな石なら、城の石垣にすれば、さぞ見事なものであろう。是非もっていって、手柄にしたい。 早速切り出せ。」
それを聞いた甑岩の村の人たちは心配しました。
「この岩は昔から白い龍が住み着いている神さまの岩だ。これを割って、ここから運び出すようなことをすれば、どんなたたりがあるやもしれん。お願いです。おやめ下さい。」
村の長老(ちょうろう)達は必死になって役人に頼みました。けれども役人達は、この申し出に耳を貸そうとはしませんでした。「お殿様の言いつけだ」と、大勢の石切職人がいっせいにうち下ろした槌の音で、ノミが岩に食い込みました。カーン、カーンと響く音は、山々にこだましましたが、見守る村人の耳には、山鳴りの音のように無気味に聞こえるのでした「これは大変だ。必ずたたりがあるぞ。」大声で怒鳴りましたが、石切職人たちの耳には届きません。
ノミを打つたびに火花が散ります。それがだんだん激しくなり、そのうちに岩の裂け目から白い煙が吹き始めました。おそろしい事が起こるに違いないと思う間もなく、その煙が白色から黄色へ、そして赤に、それから青、黒へと変わり、それらが入り交じって、ものすごい勢いで音を立てて吹き出しました。
その熱気は、不思議な力をもっていて石切職人達は手足をふるわせ、苦しみもだえ、斜面を転がり落ちました。そして、やがて息絶えてしまったのです。
その様子を見た役人達も、さすがに震え上がり、命からがら逃げ出しました。
この事があって
御祭神は
市寸島比売命(イチキシマヒメ)という
女の神様になり
いわゆる弁財天と
同一視されることが
多いようです。
弁財天は
音楽や芸術の才能を伸ばし
弁知(知恵)の神
更には
縁結びや
財宝をもたらす
金運の美女の代名詞である「幸福の女神」
七福神の1人として
御神徳の高い神様であることから
子どもの成長や
芸能の上達を祈る神様としても
信仰を集めているようです。
「越木岩神社」では
毎年
秋季例大祭行事として
“ 泣き相撲”が開催されています。
子供を授かったことに
感謝すると共に
子供が健康に育つよう祈願する
行事だそうです。
神聖な土俵に
素足をつけることにより
災いや悪霊を払いのけると
伝えられています。
ご神体の甑岩に
登っていくところに
池があるのですが
金魚がみえると
ラッキーだそうですよ。
神社の敷地内には
たくさんのお社があります、
せっかくなので
全部のお社に
お参りしてみてくださいね。
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