こんにちは!

「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。

仲谷史子先生の
「心に響く文章講座」に通って
エッセイの書き方を
教えていただきました。

自分でまず書き直し

更に
添削していただきました。

リブログ先の
「伝えなかったことの後悔」
がbeforeの文章です。

心に響く文章講座→コチラ



小学校の「プチ同窓会」の会場は
通っていた小学校の
近くにできた
小さな居酒屋だった。

ほとんどの人が
37年ぶりの再会。

中学から
女子校にいった私の「共学」時代は
公立に通っていた
小学校の時だけになる。

6年の時のクラスは
卒業後も
たまに「クラス会」をしていたが

同じ小学校でも

他のクラスの子とは
卒業後
まったく
会う機会がなかった。

この「プチ同窓会 」は
半数以上が
他のクラスの人だ。

12歳から
20代30代をすっとばし
37年ワープしたら

人はまったく別人に
なるらしい。

誰か確認するため

テーブルでは
頭をひっつけあって
卒業アルバムを
チェック中だ。

皆、お喋りに夢中で
料理はほとんど
手付かずだった。


私の隣の女友達は
少し緊張しているようにみえた。

私が彼女を誘ったのは

彼女が好きだった男子が
今日参加することを
知っていたからだ。

恐らく
両思いだったと思う。

両思いなのに

2人は
それぞれ
男子校と女子校に進学し
お付き合いには
いたらなかった。

卒業後
1度も会うことはなかったそうだ。

そんな2人の再会。

6年生の時
その男子にあげる
バレンタインチョコを

阪急岡本にある
「ダイエー」に
一緒に買いにいったなー。

あー懐かしい。

そんなことを
思いだしていたら

私まで緊張してきた。


席が遠くて
なかなか話せない2人。

やっと
会の後半
男子のほうが彼女に
話しかけにいった。

照れくさそうに
でも
嬉しそうに
笑いながら
2人は話しだした。


急にお腹がすいてきた。

私は
手付かずの料理を
1人で食べ出した。


昔、私は

好きな子のことを
いじめたり
「好き」だとは
わかりにくい態度をとったり

全然素直じゃなかった。

バレンタインのチョコも
2番目に好きな子に
あげたと思う。


会がお開きになり
有志だけで
二次会にいくことになった。

昔はなかった新しい駅まで
皆でぞろぞろ歩いた。

風が冷たくて
頬っぺたが痛いくらいだ。


私が素直じゃなかったのは
亡くなった夫に対しても
同じだった。

夫は
普段はあまり
“甘い”ことも言わないし
先生のように注意してくる
厳しい人だった。

ただ
酔っぱらうと

どれだけ私のことを好きか
他の人と比べて
どんなところが好きか
そして
どれだけ感謝しているか

素直に
伝えてくれた。

厳しく注意したことも
自分はなんて心が狭いんだ
と、謝ってくれた。


なのに私は
照れや
変なプライドがあって

素直に気持ちを伝えられなかった。


夫が亡くなった時
後悔した。

今も
している。


もっと
「私も好き」って
言ってあげたらよかった。

もっと
「ありがとう」も

もっと
「ごめんなさい」も

なんで
いわなかったんだろう。



私の前方では
同窓生たちが肩をぶつけあって
笑っていた。

見上げた空の月が
いつもより大きく見えた。



【セミナーのご案内】

3月30日(木)
19:00~21:00

「頑張る男の
アロマでストレスマネジメント講座」

淀屋橋の
セレンディーラボさんで♪

3500円(税抜き)
※ミスターアロマ500円割引券プレゼント
※男性限定

詳細はコチラ

★不安とストレスに悩まない7つの習慣
★アロマで女子力アップ
★女人禁制デキる男のアロマ活用講座

などセミナーのご依頼は

E-mail:mail@un-sourire.info(コピペしてくださいね)

サロンホームページ:
http://www.un-sourire.info/
セミナー講師ホームページ:
http://www.aromadedekiruotoko.com/
MR AROMAホームページ 
http://www.mr-aroma.jp
フェイスブックページ:
https://www.facebook.com/tomoko.hoshino.332