こんにちは！
「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。
香りの歴史【古代ローマ編】です。
やがて香料が
ギリシャからローマに伝わりました。
古代ローマ人は
香料を含め
ギリシアの文化の影響を
とても強く受けていたようです。
ローマ帝国時代には
特にそれが強く
香りの好みや習慣まで
ギリシャ人を真似ていたそうです。
例えば
ギリシアの女性が身体の部位によって
異なる香料をつけていましたが
ローマの女性も
その真似をしていたそうです。
また、ギリシア同様
ローマにも多くの香料店があり
紀元前1世紀頃には
ギリシアのアテネにある
香料店の絶頂期と同じくらい
カプアという街には
通りにずらっと香料店が
並んでいたそうです。
古代ローマで
香料の使用が本当に一般的になったのは
5世紀頃からでした。
それまでは
貴族の特権だったのです。
貴族たちは
壮大な社交用建築物の中心にあった
ローマ風呂で
(テルマエ・ロマエの映画に
でてくるやつですね！)
１日３回の入浴を楽しみました。
そして入浴後
膨大な量の香油や香膏を
体に塗っていたそうです。
部屋や衣類に香りをつけるために
固体香料や粉末香料も
使っていたそうです。
特に皇帝たちは
香料に
途方もない大金を費やしていました。
最初のローマ帝国皇帝となった
アウグスチヌスの時代に
バラは
日常の生活を飾るようになり
バラ園を作るのが
流行ったそうです。
写真出典
ローマ帝国第五代皇帝ネロ（37～69年）は
キリスト教徒の迫害など
「暴君」としても有名ですが
彼は、大のバラ好きとしても有名です。
彼の「バラキチ」のエピソードは
宮殿で繰り広げられる
晩餐会の部屋は
バラの花で埋め尽くされて
天井からはバラの花びらを
まるで土砂降りの雨のように降りかけ
(その重みで
来客が窒息したという話まであります)
壁にはシャワーの様な管を仕掛け
そこから
バラの香りをつけた水が
テーブルに降りそそいだとか。
香りで部屋が満たされるように
香油を振り掛けた鳥を放ったとか。
バラの花びらを
撒き散らしたベットに眠り
その花びらが一枚でもよじれていると
眠れなかったとか、、
ネロの
２度めの妻ポッパエアの葬儀に
ネロが使った香料は
当時、ローマに香料を供給していた
アラビアの生産量の１年分を
超えていたそうです！
その香りは
なんと4キロ四方にまで
匂っていたそうです。
余談ですが
ネロの暴君ぶりは
かなりのものですね。
(実は、彼が暴君に豹変したのは
鉛中毒のせいだったのでは？
という説もあります)
キリスト教徒の体に油を塗って
「人間キャンドル」にして
燃やして殺したり。
おなかに子供がいた妻とケンカした際
彼女のおなかを蹴って
それが原因で妻を死なせてしまってます。
そして、その後
その妻に似たスポルトという美少年を
妻に迎えるために去勢させたとか！
奴隷の男と結婚して
ヒンシュクをかったとか！
大好きなオウムやインコを
買いあさっては幾日かで飽きて
食べてしまったとか！！
彼はいろんなところに旅をして
様々な薬物を実地で研究し
そして後年
「マテリア・メディカ（薬物誌）」
という書をまとめました。
彼いわく
「薬草が芽吹く時から成熟し
枯れるまで一連の成長過程を観察しないと
薬草固有の性質を理解する上で
誤りを犯しかねない」
と観察を重視していたそうです。
収録されている植物は
薬理機能上から
（収れん・利尿・下剤…というように）
分類した600種以上
1000項目（植物・動物・鉱物など）
にわたる超大作でした。
この「マテリア・メディカ」は
中世から近世ヨーロッパ
そしてアラビア世界においても
広く利用されていました。
薬草学の歴史上
重要な文献であるとともに
古代ギリシャやローマでの
薬草の使用法を知ることができる
貴重な文献です。
なんと、現在でも
ヨーロッパのハーブ・アロマの
バイブルとして珍重されているんですよ！
ローマ帝国崩壊後
ヨーロッパにおける香りの文化は
一時的に中断の時期に入ります。
今日はこのへんで、、
参照
参照
★セミナーのご案内♪
11月21日(月)
19時～20時半
「不安とストレスに悩まない7つの習慣」
@淀屋橋セレンディーラボさん
女性の方も
ご参加していただけます！
ストレスは溜まりやすいけど
解消法は
呑みにいくことくらい(^_^;)
という皆様
ご参加お待ちしております♪
★不安とストレスに悩まない7つの習慣
★アロマで女子力アップ
★男性向けアロマでストレスマネジメント
★女人禁制デキる男のアロマ活用講座
などセミナーのご依頼は
E-mail：mail@un-sourire.info(コピペしてくださいね)
サロンホームページ：
http://www.un-sourire.info/
セミナー講師ホームページ：
http://www.aromadedekiruotoko.com/
MR AROMAホームページ :
http://www.mr-aroma.jp
フェイスブックページ：
https://www.facebook.com/tomoko.hoshino.332
「男のストレスをアロマで癒す専門家」
アンスリールの星野知子です。
香りの歴史【古代ローマ編】です。
やがて香料が
ギリシャからローマに伝わりました。
古代ローマ人は
香料を含め
ギリシアの文化の影響を
とても強く受けていたようです。
ローマ帝国時代には
特にそれが強く
香りの好みや習慣まで
ギリシャ人を真似ていたそうです。
例えば
ギリシアの女性が身体の部位によって
異なる香料をつけていましたが
ローマの女性も
その真似をしていたそうです。
また、ギリシア同様
ローマにも多くの香料店があり
紀元前1世紀頃には
ギリシアのアテネにある
香料店の絶頂期と同じくらい
ローマに香料店があり
カプアという街には
通りにずらっと香料店が
並んでいたそうです。
古代ローマで
香料の使用が本当に一般的になったのは
5世紀頃からでした。
それまでは
貴族の特権だったのです。
貴族たちは
壮大な社交用建築物の中心にあった
ローマ風呂で
(テルマエ・ロマエの映画に
でてくるやつですね！)
１日３回の入浴を楽しみました。
そして入浴後
膨大な量の香油や香膏を
体に塗っていたそうです。
部屋や衣類に香りをつけるために
固体香料や粉末香料も
使っていたそうです。
特に皇帝たちは
香料に
途方もない大金を費やしていました。
最初のローマ帝国皇帝となった
アウグスチヌスの時代に
バラは
日常の生活を飾るようになり
バラ園を作るのが
流行ったそうです。
写真出典
ローマ帝国第五代皇帝ネロ（37～69年）は
キリスト教徒の迫害など
「暴君」としても有名ですが
彼は、大のバラ好きとしても有名です。
彼の「バラキチ」のエピソードは
宮殿で繰り広げられる
晩餐会の部屋は
バラの花で埋め尽くされて
天井からはバラの花びらを
まるで土砂降りの雨のように降りかけ
(その重みで
来客が窒息したという話まであります)
壁にはシャワーの様な管を仕掛け
そこから
バラの香りをつけた水が
テーブルに降りそそいだとか。
香りで部屋が満たされるように
香油を振り掛けた鳥を放ったとか。
バラの花びらを
撒き散らしたベットに眠り
その花びらが一枚でもよじれていると
眠れなかったとか、、
ネロの
２度めの妻ポッパエアの葬儀に
ネロが使った香料は
当時、ローマに香料を供給していた
アラビアの生産量の１年分を
超えていたそうです！
その香りは
なんと4キロ四方にまで
匂っていたそうです。
余談ですが
ネロの暴君ぶりは
かなりのものですね。
(実は、彼が暴君に豹変したのは
鉛中毒のせいだったのでは？
という説もあります)
キリスト教徒の体に油を塗って
「人間キャンドル」にして
燃やして殺したり。
おなかに子供がいた妻とケンカした際
彼女のおなかを蹴って
それが原因で妻を死なせてしまってます。
そして、その後
その妻に似たスポルトという美少年を
妻に迎えるために去勢させたとか！
奴隷の男と結婚して
ヒンシュクをかったとか！
大好きなオウムやインコを
買いあさっては幾日かで飽きて
食べてしまったとか！！
彼はいろんなところに旅をして
様々な薬物を実地で研究し
そして後年
「マテリア・メディカ（薬物誌）」
という書をまとめました。
彼いわく
「薬草が芽吹く時から成熟し
枯れるまで一連の成長過程を観察しないと
薬草固有の性質を理解する上で
誤りを犯しかねない」
と観察を重視していたそうです。
収録されている植物は
薬理機能上から
（収れん・利尿・下剤…というように）
分類した600種以上
1000項目（植物・動物・鉱物など）
にわたる超大作でした。
この「マテリア・メディカ」は
中世から近世ヨーロッパ
そしてアラビア世界においても
広く利用されていました。
薬草学の歴史上
重要な文献であるとともに
古代ギリシャやローマでの
薬草の使用法を知ることができる
貴重な文献です。
なんと、現在でも
ヨーロッパのハーブ・アロマの
バイブルとして珍重されているんですよ！
ローマ帝国崩壊後
ヨーロッパにおける香りの文化は
一時的に中断の時期に入ります。
今日はこのへんで、、
参照
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11月21日(月)
19時～20時半
「不安とストレスに悩まない7つの習慣」
@淀屋橋セレンディーラボさん
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ご参加していただけます！
ストレスは溜まりやすいけど
解消法は
呑みにいくことくらい(^_^;)
という皆様
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