「植物・自然・化学のチカラ」を学んできました

東京・吉祥寺・三鷹　

NARD　アロマテラピー協会認定校

吉祥寺アロマ教室　ボタニカルガーデン
の小川高根です。

先日、乳がん患者会「Ruban Rose」主宰の勉強会に
スタッフとして参加させていただきました。

午前の部は、医師である中村裕恵先生による講演会

「植物の力　自然の力」

ブルーのワンピースの方が中村裕恵先生。
笑顔もお人柄も素敵な先生です＾＾

人と植物のつながりから植物のパワーについて

・アロマテラピー

・ホメオパシー

・フラワーエッセンス
・ジェモセラピー

・発酵エキス

多岐にわたる内容をご紹介いただきました。

消化器内科の専門医でもある中村先生は、日本の統合医療の先駆者。

「今の医療に足りないものは？　取り入れた方がいいものは？」

常にアンテナをはられて、イギリスやフランス、ドイツなど、ヨーロッパの自然療法の現場でも学んでこられた先生です。

西洋医学だけでは、どうしてもカバーできない

「感情のケア」

これについては、植物の力が得意とするところであり、自然療法でさまざまなアプローチができるというお話が強く印象に残りました。

たくさんの患者さんを診てこられ、西洋医学も自然療法も学んでいらっしゃる先生の言葉は、貴重なお話が満載で示唆に富む内容でした。

そして、午後の部は、

「精油の化学のプロ」長島司先生による講演会

『単品香料』と『精油の分析』について。

長島先生は、高砂香料工業で合成香料の研究開発などをされてきた方。

アロマの世界では、とても有名な先生です。

まずは、香料会社が作る単品香料は、どのようなプロセスを経て作り出されるのかを知ることができました。

「合成香料の良さ」「天然香料の良さ」

この２つを比較しながら、わかりやすく話が展開されていきました。

実際に5種類の単品香料を使って
「ローズ」と「ラベンダー」の香りを作るという面白い体験も！

感想としては、うーん。

天然の香りとは心に響く何かが違う…というのが個人的な印象です。

教室に来られた生徒さんにも、ぜひ2本を嗅いで試していただけたらと思います。

講演会の後は「精油の成分分析」について、

長島先生に直接お伺いし…

長年の疑問がスッーととけたのも嬉しい時間となりました^ ^

２人の先生のお話を通して、自然療法的な見方も、化学的な見方も、両方の広い視点を持つ必要性を改めて痛感しました。

今回はスタッフとして、このような有意義なイベントに参加させていただき、とても勉強になりました。

学びの機会をいただき感謝です。

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