今日ご紹介する本は、
荒井良二 作 「ぼくのキュートナ」
講談社
「きみがつくった毛糸のブローチ、
なんのかたちか分からないのが、
きみらしくていいよ」 本文より抜粋
かわいいガールフレンド「キュートナ」
にあてて主人公の「ぼく」が15通の
手紙を綴ります。
「はいけいぼくのキュートナ・・・・」
キュートナは、彼の手紙から推察するに、
自由で、風変わりで、魅力的な女の子。
のびのびと、自由に生きている女の子です。
そして、手紙を綴る彼も、そんな彼女の
全てを受容して、「ぼくのキュートナ」と
そんな彼女のことを「面白がって」いる様子。
「自分のままでいる」
「ありのままの自分でOK♪」
そんな、心の自由を感じる作品です。
荒井良二さんの子どものような
のびのびとした絵がまた、
とても素敵。宝物にしたい、絵本です。
私は荒井良二さんのライブペイントに以前、
参加したことがあるのですが、その時に
荒井さんがお話しされた、
印象的なお話をひとつ。
※細かい言葉は少し違っている
かもしれません。
子どもとのワークショップで、
子どもが荒井さんの絵を見て
「ダメだよ、下書きの線、消してないよ!」
※荒井さんはプロの画家です。笑
って注意されると「やった、子どもの
仲間に入れてもらえたぞ!」
嬉しくなっちゃうのだそうです♪
これもまた、荒井さんのお人柄を
表す素敵なエピソードだな〜、と
思いました^^
また、良かったら読んでみて
くださいね♡
それでは、また。ふんわり〜