✩2017.1.12
初診で近所の歯科へ行きました。
目的は、大きく欠けてしまった左上の親不知を診察してもらうためです。
⚫︎数年前
左上の親不知が少し欠けてしまい、当時自宅近所の歯科へ行ったところ、特に削るでもなく、詰め物をしただけで治療が終了しました。
⚫︎昨年11月上旬
左上の親不知の詰め物が取れ、同時に歯も欠けてしまいました。
でもこの時は乳がん告知され、手術に向けて検査漬けの日々で、とても歯科通院する余裕がありませんでした。
⚫︎昨年11月下旬
乳がん手術前の診察でA病院の口腔外科にて、口腔チェックとケアをしてもらいました。
全身麻酔の手術をする前には、術後の合併症予防のために口腔外科の受診は必須となっているからです。
この時に左上の親不知が欠けたことを伝えると
「術後落ち着いてから近所の開業医(歯科)にて治療を受けるように。もし抜歯となり、開業医での抜歯が困難であれば、A病院の口腔外科にて引き受ける」
とのことでした。
術後1ヶ月以上経ち、落ち着いてきたので、やっと重い腰を上げ、近所の開業医(歯科)へ行くことにしました。
歯医者って何だか行くのが億劫になりますよね。
痛くなってからでいいや…とか。
で、痛くなってから通院して、もっと早く行っておけばよかった…と後悔するパターン、多々あります。
でも今回は短大時代の友人Kちゃんと久々電話をして、背中を押してもらえました。
Kちゃんは長年歯科助手を務めていたので、歯に関するど素人な私の質問にも丁寧に分かりやすく答えてくれました。
そして久々連絡してきてくれたことで私の病気のことも打ち明け、とても親身になって話を聞いてくれました。
お陰で痛くなる前に歯医者へ行くことに。
後で知ったのですが、数年前に通った歯医者は評判が良ろしくなく、実際に私が感じた印象も残念ながらその通りでした。
なので、今回は別の歯医者へ初診で行きました。
こちらの先生はとても好印象の先生でした。
レントゲン撮影したところ、ここまで欠けてしまってはもう必要のない歯だから、抜歯することに決めました。
ただこの親不知は、下向きではなく横向きに生えているので、写真では根っこ部分が全く見えません。
「この歯は根っこが見えないからわからないけど、めちゃくちゃ簡単か、めちゃくちゃ難しい抜歯となるね。今から抜歯を試みて、もし困難であれば抜歯を中断。このままお昼から大学病院へ行って抜歯する流れになるけど、今日やっちゃう?」
と先生に聞かれました。
初診で行って、いきなり抜歯は心づもりができていないし、万が一抜歯中断となると、昼から大学病院へ行くだなんて。。
大学病院の場所もわからないし、幼稚園のお迎えはあるし、パニックになりそうです 笑
1回で抜歯は完結させたかったので、こちらの歯科や大学病院でお世話にならず、A病院へ紹介状を書いてもらうことにしました。
今日は他の歯などのチェックをしてもらいました。
歯肉が腫れている部分があるらしく
「将来 入れ歯にならないためにも、この際きっちり全部ケアしましょう」
と仰っていただきました。
人は20歳を過ぎると徐々に歯周病を発症するそうです。
歯周病や入れ歯だなんてだいぶ先の話と思っていましたが、そんなリスクがあっただなんて。
先生は私にもわかるように図に描いて説明してくださいました。
そして今日中に紹介状を作成しておいてくださるとのことで、翌日受取りに行くと、わざわざ先生自ら待合室まで来てくださって
「めちゃくちゃ簡単な方の抜歯だといいね。抜歯したらスッキリするから、頑張ってA病院へ行ってね。歯肉炎の治療は私に任せて、一緒に頑張りましょう!」
と声を掛けてくださいました。
通院2日目にして、こちらの歯科医に目がハートになりました 笑
患者の気持ちに寄り添える先生で、信頼してお任せできるな、と思いました。
抜歯は1月31日…なぜか乳がん手術より緊張しますが、頑張ります!