✩2016.11.21
今日は12月1日に行われる手術の説明の日です。
珍しく前回の通院(11月7日)から2週間空き、その間久しぶりにゆっくり過ごせました。
手術後 手が上がらないと不便だから、今のうちに美容院へ行って髪型を軽くしたり。
友人宅へ遊びに行き、ご飯をご馳走になったり。
(大切な友人なので、乳がんであることをカミングアウトすると、とても驚いていました)
通院や娘の習い事でバタバタして料理が手抜きになっていたのをちょっと品数を増やしてみたり。
今日も旦那が同行してくれました。
A病院にて、いつものごとく15時半から1時間ほど待ちましたが、私の順番がきて呼ばれました。
今日は手術の説明だから、病院としてはリスク説明や最悪の事態の話などあろうことは想定していたので、いちいち驚かずに聞こうと心構えしていました。
(リスク説明については割愛します)
がん告知された時やPET検査結果を聞く時より気分的には楽でした。
診察室に入るなり、あわててK先生が
「右のエコーを撮ります」
と。
手術するのは左で、健側は右です。
ただし1ヶ月前にMRIでは「右外側所見あり」となっていたので、やはり今さら気になってきたのでしょうか。
でもK先生によるエコーでは
「やはり右外側は大丈夫だと思うんだけどな。11月25日にI病院でMRIを撮ることになっているから、それで最終確認しましょう」
と。
そこで私は質問しました。
「万が一 右外側も悪性となると、手術日は延期になりますか?I病院のMRIから手術日まではあまり日がありませんが、MRIの結果はいつわかるのですか?」
するとK先生は
「万が一の時は手術日は延期になります。MRIは右側が11月25日、左側が11月28日(なぜか片乳ずつ別の日)に撮るので、28日に私からI病院の先生に電話確認します。万が一の時はアロマさんにも電話します」
とのことで、右外側については28日まで白黒はっきりしないままとなりました。
はじめにMRIを撮ったのは1ヶ月前なのに、今さら手術前にバタバタです。。
手術名は2つ。
⚫︎乳房全摘術→左乳房を全摘します
⚫︎左センチネルリンパ節生検術
⚫︎手術日時
12月1日(木)13時~ 約4時間
(思ったより長い⁉︎)
⚫︎入院日
12月1日(手術の当日入院)
11時半に外科外来にてエコー・マーキング
(前日入院かと思いきや、当日直前入院)
⚫︎術後病理診断結果
約3週間後
(年内に聞けそう⁉︎)
⚫︎術後治療開始
年明け傷が落ち着いてから
⚫︎病名
浸潤性乳管癌(硬癌)
⚫︎サブタイプ
ルミナルA
⚫︎ステージ
2
ざっくり言うとこんな感じですが…それより「ステージ2」って初めて聞きましたけど。
はじめに乳がん告知された時は「ステージ1」だったのでは?
術後病理診断がつくまでの推定ステージなので、今のところきっと「1に近い2」ということなのでしょうか。
今日は何を聞いてもいちいち驚かない、と決めたのにちょっとビックリ。
「センチネルリンパ節」とは、腫瘍から一番はじめに辿り着くリンパ節の先端の部分で、この部分に転移がない=リンパ節に転移なしと考えられます。
手術前に乳頭の周りに色素を注入し、術中迅速病理診断でセンチネルリンパ節の転移の有無を確認します。
もしセンチネルリンパ節に転移がある場合、全摘術に加え、郭清(わきのリンパ節を全部切除する手術)も行われます。
PET検査ではリンパ節の転移はありませんでしたが、センチネルリンパ節生検でリンパ節転移が見つかる可能性もあります。
さらにはセンチネルリンパ節生検でリンパ節転移がなかった場合でも、術後病理診断でリンパ節転移が見つかり、後日 再手術することもあるそうです。
あぁ、どうかリンパ節転移がありませんように。
そして術後の治療方針について。
術中迅速病理診断でがんの取り残しがないようにしますが、術後病理診断で取り残しが見つかることもあります。
その場合、術後に放射線治療をすることもあります。
私のサブタイプは「ルミナルA」というホルモン受容体陽性のがんとなります。
このタイプの乳がんはホルモン療法が標準治療となります。
ただし、リンパ節転移がある場合は再発リスクが高くなるため、抗がん剤治療をすることになります。
術後病理診断結果は、おそらく年内に聞けそうです。
K先生が手術の説明を一通り終えました。
「確か術前の検査も全部合格でしたよね」
とK先生は仰しゃいながら、パソコンの画面で血液・尿・肺活量・X線の結果を順番に確認しました。
心電図の画面になった時に
「あれ?」
と一言。
不整脈?心室性期外収縮?動頻脈?
まさか心電図でひっかかると思っていなかったのに、よくわからない漢字だらけの言葉を仰いました。
「これは至急内科受診してもらわないといけません。今日帰る前に心臓エコーを撮って、明朝 循環器内科で診察を受けてください」
え?素人には何を言われてるのかさっぱりわかりません。
しかも心電図は11月1日に撮り、11月7日の結果の時には、K先生に「問題なし」と言われたはずです。
どうやらその時K先生は血液検査の部分しか確認しておらず、まさかの心電図までは確認していなかったようです。
今日は11月21日で、手術は12月1日。
「今さら」感 満載です。
11月の3週目にゆったり過ごしている場合ではなかったのでは?
右外側のことも心電図結果も「今さら」と考えても仕方のないこと。
なるようにしかなりません。
帰る前に心臓エコーを撮るので、あまり心配しすぎるとよくないと思い「気にしない‼︎」と念じました。
…気になるけれど 笑