なかったことにする薬膳と簡単エイジングケア薬膳でアラフィフからのカラダを整える、大阪・枚方の簡単エイジングケア薬膳講師・エイジング料理研究家、モーリーこと森澤孝美です。
先日の土用の丑の日に「土用の丑の日に参鶏湯を食べる会@東京」を開催しました。
日本では丑の日に「う」の付くものを食べるといいと言われ、その代表がうなぎですね。
ですが、日本の夏の特徴や日本人の多くの体質的には、現在主流の養殖鰻や海外産の鰻の脂があまりおすすめではない場合もあります。
夏土用に気をつけた方が良いことはこちらの記事に書いていますのでお読みくださいね。
韓国では、「伏日(ポンナル)」という日本でいう土用の丑の日のような日に、参鶏湯を食べる習慣があります。
誰でも、真夏の暑さに消化器系を弱らせず、スタミナアップしたいもの。
そこでお腹にやさしく滋養強壮効果のある参鶏湯を一緒に食べる会を、あえて土用の丑の日に企画したのです。
参鶏湯は胃腸にやさしくパワーをつける食事
参鶏湯は、グツグツ熱々状態でテーブルに運ばれてくるため、真冬に食べられるイメージですが、実は、7月~8月の「伏日(ポンナル)」に参鶏湯を食べて夏を乗り切るのです。
参鶏湯の材料は骨ごとの若鶏のお腹をきれいにしたもの、もち米、なつめ、にんにく、高麗人参、ナッツなど。
材料のすべてを若鶏のお腹に詰めて、塩コショウで味付けした辛くないあっさりした味付けの鍋料理と思っていいでしょう。
スープが本当に美味しくて、スープに材料のエキスが出ているので、風邪をひいたりお腹の調子が悪い時は、このスープを飲むだけでも良いくらいです。
ご参加下さったみなさんも、美味しいとパクパク。無言になってしまいそうな滋味あふれる深い味です。
漢方薬の味が苦手という方も入らっしゃいますが、このお店の参鶏湯は、ほんのり高麗人参の香りと風味が感じられる程度。
なので、日本人にも美味しくいただけます。
お店は冷房が効いているので、熱々の参鶏湯をいただいても汗をかくことなく、最後まで美味しくいただけました。
テレビや雑誌の取材も多いお店は、芸能人のサインや掲載された雑誌の記事などが壁にたくさん貼ってありましたよ。
食後は、暑い外に出て徒歩5分ほどの中華食材店へ。
中華食材店には、薬膳の効果のあるお茶、のど飴、お菓子、乾物、調味料などが販売されています。
今の世の中、ネットでなんでも手に入りますが、初めて購入するものは種類がたくさんあると、なかなか選べませんよね?
なので、これまでもお買い物ツアーは何度かやって来ました。
この2年半、開催できていませんでしたが、久しぶりの開催でのお買い物は品数が豊富でとても充実していました。
実際に、目で見て違いや選び方のポイントをお伝え出来たのがよかったです。
蒸し暑い日本の夏にお勧めする食材を中心にお伝えしたミニセミナー
日本の夏の特徴は、暑さと湿度。
この二つが重なることで熱中症をはじめとした、夏の不調が起こります。
お買い物の後は、韓国カフェに場所を移して薬膳茶を飲みながらのミニセミナーを。
常温でも体の熱を冷ます食材を上手に取り入れると、エアコンの設定温度を少し上げて節電するとができるかもしれないという話には、皆さん反応されていました。
今年は電力量の不足が早い時期から言われていますからね。
食材の特性を使うことも節電の一つになるかもしれません。
湿度は、消化器系を弱らせるため消化器系を弱らせず、いかに体の熱を冷まし、スタミナを補給するかが大切です。
ピックアップしてお伝えした食材の多くが参鶏湯の材料でした。
なので、いかに参鶏湯が夏の滋養強壮薬膳なのかが分かっていただけたかと思います。
最後に、体のバリアをしっかり張るための漢方薬や薬膳茶などもお伝えしました。
これだけをしていれば完璧と言うものは、現在まだありません。
ワクチン接種の賛否はありますが、手洗いやマスク着用と健康のための三原則、食事・睡眠・運動はしっかり継続しつつ、できる自己防衛法は複数持っていた方が良いと言うのが私の考えです。
その一つとしてお役に立てていただけたらと思います。
参加したかったけれど、日程的に無理だったと言う方のお声を何名か伺っています。
次回はまた寒い時期に企画しようと思っています。
今回ご参加が叶わなかった皆さま、ぜひ次回はご参加くださいね。
メルマガでお知らせします。
先にアップしていた他のSNSを見て、参鶏湯が食べたくなって鶏手羽先などで作ってみたと言う方が何人もいらっしゃいました。
暑い夏こそ、お腹にやさしい参鶏湯はアリ!!です。
右から二人目が私です。
ご参加の皆さまありがとうございました。
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