なかったことにする薬膳と簡単エイジングケア薬膳でアラフィフからのカラダを整える、大阪・枚方の簡単エイジングケア薬膳講師・エイジング料理研究家、モーリーこと森澤孝美です。
『ヘルスビューティー系セラピストのための中医学と薬膳（アドバンス）』の12回目、最終回が終了しました。
薬膳を習い1年。食事アドバイスはお客様にしてたけど、一人ひとりに対して前よりも的確にできてると思ってます😁#食から肌は作られる #三美容 https://t.co/OwMWInKSBF
— │大阪堺・橋本│ ニキビケア&体質別ケアエステ シエスタ 刀禰麻美 (@nikibi_osaka) July 5, 2022
お二人とも普段のサロン業務と並行してよく頑張って学んでくださいました。
ついに最終回が終了。とはいえ学びに最終回は無い。学べば学ぶほど、深い中医学。薬膳カウンセリングはただの食アドバイスでは無いですね。そんな学びはモーリー先生あってこそ。テストまで、総おさらいして復習します。 #ただの薬膳ではない #学びは続く https://t.co/GKlNCc5dty
— 和歌山|体質別痩身|串本@feelplus岡野美樹 (@plus_feel) July 5, 2022
最後のテーマは「めまいと薬膳」。
いつもと同じように、まずはめまいを原因別に分類します。
関係する五臓や体の構成要素「気・血・津液」の状態がどうなっているのかを見て行くと、なぜめまいが起こるのかがわかって来るのです。
そして、血と関わるのは五臓のどこ？気や血を作り出すのは？
と関連付けて行くと、めまいを起こさせないためにはどうしたら良いのかがわかって来ます。
目指すことは、バランスの取れている状態です。
バランスと言っても、天秤ややじろべえがどちらかに傾いているのではなく、真ん中のニュートラルな状態であること。
これが健康。
ここを目指して調整します。
健康状態でなくなっている原因を考える
人は、ピタッとこのニュートラルな状態をキープできるわけではありません。
いつもよりハードワークの時もあれば、楽しい食事会で食べ過ぎたり寝不足になることもあります。
天気や気温も影響しますよね。
なので、バランスはゆらゆらしているもの。
今の体の状態を知ることが大事なのです。
つまり中医学の出番です。
同じめまいでも、原因が違えば対応も食べる食材も違うからです。
サロンでお客様をカウンセリングする時に、めまいは関係ないと思われるかもしれません。
けど、お悩み解決のためにカウンセリングシートや質問をする時に、ふとした会話から聞き出せることとして、めまいについても知っていれば、お客様の体の状態を知るヒントになるかもしれないのです。
女性の体は「血（けつ）」とは切り離せない
中医学では女性は一生血（けつ）に左右されると考えられています。
初経を迎えると、毎月物理的に失血します。
妊娠すれば自分の血液で胎児を育て、出産すれば終わりではなく母乳で赤ちゃんを育てるというこの一連の流れ。
日本では、生理の後に失った血（けつ）を挽回するためにご飯を食べているでしょうか？
そういう家庭は多くはありません。
血がいつも少ない状態（血虚）でいると、閉経後の潤い不足状態が強く出る人がいます。
血（けつ）も水分なので、潤い不足は血不足でもある訳です。
血虚だと流れも悪くなるので、流れが悪いことからの不調が出やすいのです。
めまいの原因の一つがこれ。
血（けつ）の流れが悪いことはストレスからの事もあります。
女性の体の特徴が分かっていると、めまい一つでも原因がわかり、お客様がめまいが起こることがあるとふと漏らした言葉が、そのお客様のメインのお悩みの解決に繋がるヒントになるかもしれないのです。
薬膳カウンセリングを取り入れるのはお客様への愛
ご自身やご家族のために薬膳を取り入れるコースの学びとは違い、このコースはサロンのお客様のお悩みを少しでも早く解決するためのものです。
そのため、サロンのカウンセリングに取り入れやすいよう、一般の方向けのコースとは違う切り口から中医学と薬膳を学んでいただきました。
去年から約1年半で、人の体の状態を知るための薬膳を学び始めてここまでカウンセリングと食事のアドバイスができるようになられた！
今日の講座でも、ここは難しいかな？というところにもスラスラと答えられました。
先日も、とある会でご一緒だった方は、同席の方に中医学の事を質問されて、きちんと答えられたのです。
鳥肌が立ちました。感激で。
日頃のサロン業務、ブログ書き、施術のブラッシュアップなどで多忙な中、なぜ頑張って来られたのかと言えば、「お客様を少しでも望む姿にしてあげたい」という愛なのです。
お客様への愛。薬膳カウンセリングjに力を入れるのは、お客様への愛！！
カウンセリングしているとお悩みの原因がわかるので、お客様の訴えられているメインのお悩みから、離れてここに手を付けなければ！となってしまうこともありました。
でも、それも愛のなせる業。見ていられなくなるのでしょうね。
自分が楽したいからと7割程度の力しか出さないとか、カウンセリングは形だけで誰にでも同じ施術をしようと思っていないのです。
ただ、あくまでもカウンセリングとアドバイスは、お客様のお悩み解決のため。
なので、そこは事例検討会の時に直していただきました。
まずはお客様が望まれているゴールに向かって伴走する。
そのために食事や生活習慣を変えなければならない場合は、その方ができることを一緒に考える。そんなお二人の姿をこの1年半見て来ました。
本日20：00のメルマガでは、お二人が薬膳カウンセリングを導入されたことによる成果をご紹介する予定です。
『ヘルスビューティー系セラピストのための中医学と薬膳（ベーシック）』を終了されて現在、薬膳ヘルスビューティーケアアドバイザーとしてお客様の薬膳カウンセリングを導入されているお二人。
アドバンスコースが終了したので、テストを受けていただき合格すると薬膳ヘルスビューティーケアマスターに認定されます。
お客様一人一人のカウンセリングをしっかり行い、体質や体調に合わせて施術内容を変え、アフターカウンセリングでは食事や生活のしかたのアドバイスまでできるサロンとして、更にお客様へ愛を注いでくれることを信じています。
テスト頑張ってくださいね。
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