食べてみよう！薬膳食材「飾りじゃありませんよ（笑）」

薬膳と言えばこれ！と言うほど皆さん思い浮かべるもの！

そうです、あの赤い実。杏仁豆腐の上に飾ってあるあれ。

くこの実。生薬名は枸杞子（くこし）。

中国では古くからカラダを養い副作用がない薬として知られていました。日本には平安時代に文徳天皇がくこ園を作り実や若葉を愛用したそうです。

薬膳的には

元気の素「気」と「血」の両方を補い五臓の「肝」と「腎」を養います。生命力をアップさせるので滋養強壮、疲労回復、アンチエイジングに効果的。

食べる目薬とも言われ、視力減退・眼精疲労改善に。

「肝」は血を溜めているところなので、血の不足によるめまい、「腎」の衰えによる耳鳴りなどの改善にも。

ただ、カラダに良いからと食べ過ぎないで、1日１５～２０g 程度を毎日食べると良いと言われています。

使い方

ドライフルーツになっているので、そのままよく噛んで食べる。

紅茶、黒豆茶などに入れて飲む。

こんな感じで血を増やす薬膳茶に！

にんじんのラぺ、にんじんしりしりに一緒にすると食べる目薬ｘ２で効能も倍増します。

夜になると細かい文字が見えにくくなるオトナの皆さん！（笑）♫目のかすみには～にんじんとくこ♪

オトナの私は（笑）にんじんとくこを一緒に炒めて、塩コショウの味付けだけ。塩コショウとマヨネーズバージョンと作り置きお惣菜によく作ります。

キャベツを煮た時も一緒に。

くこの甘みでマヨネーズバージョンはお子さんにも人気ですよ。

スープに入れたり、味噌汁に入れても違和感なく食べられます。

おかずの色合いがちょっと悪い時、くこの実をちょっとお湯で戻して、ぱらぱらっとトッピング♪いっぺんにかわいく、彩りよくなります。それが飾りだけじゃなく効能があるなんてステキ♡くこの実ばんざ～い！

ご自宅でパンを焼なら、レーズンやナッツと一緒にくこの実入れて。くるみとくこの実入りパンはアンチエイジングのパンになりますよ。よくこれは焼いてました。

最近ベーカリーの出番が少ない

こんな時に使ってみてね

アンチエイジングとして毎朝の紅茶にくこの実をin!

更年期をなるべく軽くしたい方。

パソコン、スマホで目が疲れたらほっと一息にくこの実入り菊花茶。菊花も目の症状に効果的な食材。料理をしなくてもできる目の薬膳的ケアができます。

カレーに煮込む、ラグーに煮込む。

ヨーグルトのトッピングに。

くこの実はスーパーでは中華食材コーナーに。成城石井や富沢商店、生活の木でも売っています。ゴジベリーと表示されているかも。

私が毎日食べているくこの実。これだけ毎日動けるのもくこの実、ナツメを始め毎日の薬膳のお陰。薬膳バンザイ！くこの実バンザイ！

《プロフィール》

森澤　孝美

大阪、奈良、京都を中心に〝お料理苦手さん、時間が無い方の味方！普段のごはんをパパッと簡単に薬膳にする〟薬膳料理研究家・薬膳講師

体質と毎日の体調に合わせたものを食べることの重要性を伝えるため、日本の普段の食事に取り入れやすい薬膳講座を開講。

飲食店様への薬膳ランチメニュー・スイーツのご提案、体調・体質を中医学の五臓から読み解き、体質・体調に合った食材に落とし込む個別カウンセリング、アロマテラピーなどのセラピストさん向け薬膳講座開講。

東京都港区生まれ。埼玉県蕨市で育つ。

高校生での初めてのアメリカホームステイから、海外に関心を持ち外国語学部に進むが、語学は手段であり目的ではなかったことに気づく。ODA関連コンサル会社海外部秘書を経て女性が自立してできる仕事を探して転職。当時は珍しかった大手損保会社の人材派遣会社で英文証券オペレーターとして勤務するが、自立はできないと退社。インテリアコーディネーター資格取得をきっかけに、住宅設備メーカーで住宅照明計画業務と社内外で照明講師として７年従事。夫のイタリア転勤に帯同するため退職。イタリアにて３８歳の時第一子出産。帰国後はフリーランスとして１０年間照明コンサルティングと販売。自身の更年期をきっかけにカラダの状態を中医学で考察し食材の性質・効能で改善する薬膳を実践して不定愁訴改善。

【薬膳はじめの一歩（全四回）】入門編

【季節の薬膳（全五回）】初級編

他、単発講座、連続講座を朝日カルチャーセンターくずは教室、HDCセンター（グランフロント大阪）他で開講。

自身の体験談や豊富な例から分かりやすい講座と好評。

朝日新聞関西版にて「薬膳でスッキリ！デトックス＆むくみ改善」講座紹介記事掲載

インターネットラジオfmGIG「ハワイボスの楽々生きるラジオ』出演

インターネットラジオゆめのたね「女のキメ時！ライフプロデュースのススメ」出演

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