「手作りせっけんの選び方!」役に立つ度100%、アロマセラピストが本気でお教えいたします。 | アロマセラピストの小さなお店 さとう精油 店長yukiの「晴れときどきアロマ」。

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こんにちは!
さとう精油の店長アロマセラピストyukiです。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は手作りせっけんの選び方についてお話します。


何言ってるの?せっけんなんてみんな同じ!!

と、思う方もいるかもしれません。

そうそう、自分にあっていればそれで良いです。

 

これは、これから使ってみたい、

とりあえずで使っているけどよく分からない、

と言う方のお役に立てばと思ってます。

もちろん前者の方にも是非読んで頂き、

より一層良いせっけんに出会って頂ければと思います。

 

0.はじめに

 

はじめに、このタイトルでブログを書こうとしたきっかけです。

 

数年前から手作りせっけんは、自然派志向や美容関連の方々の
関心度が高く、それなりに広まりつつありました。

そしてこの度、新型コロナウィルスの影響によりハンドソープなどの
液体石鹸類の不足により、固形石鹸が多く目するようになりました。

固形石鹸の仲間として、
手作りせっけんがさらに注目を浴びることになりました!!

ところが実際選ぼうとすると

種類が多くどれが良いか分かりません。

 



せっかく使うなら良い手作りせっけんを選んでもらいたい、

と言う事で手作りせっけんについてお話しいと思います。


良いせっけんと出会い長く上手にお付き合いできれば良いなと考えてます。


1.手作りせっけんとは

まず、手作りせっけんって何なの?
なぜ良いの?本当に良いの?
ということからお伝えします。

せっけんの原料は、次の三つです。
・精製水
・植物油
・苛性ソーダ


ご存知の通り、水と油だけでは混ざりません。


苛性ソーダを加えることにより鹸化(けんか)という化学反応を起こし、
徐々に徐々にせっけんになっていくのです。

落ちにくい汚れ(特に油汚れ)が水だけよりも
せっけんを使うと落ちるのは、
せっけんに入っている水と油で中和し洗いながしてくれるからなのです。

これは私の中でのイメージですが、せっけんは汚れと水の両方と手を繋いでくれます。

だから汚れが水と一緒に流れ落ちるのです。

手作りせっけんは、先に挙げた三つの原料しか使いません。
(レシピによっては香料や着色を使っています)
そのため、自然派の方々に人気を集めています。

また、鹸化(けんか)という化学反応の過程でグリセリンが大量に発生します。
グリセリンは、お肌を保護したり潤いを保つとして、
化粧水などによく使われています。
そのグリセリンが大量に入っているお陰で、
お肌から不要な汚れだけを落とし必要な潤いは残してくれるのです。
個人差はありますが、

洗顔後、化粧水しなくても全然突っ張らない!

と言う方もいるぐらい潤いが残ります。

(もちろん保湿は必要です 笑)
これが、美容意識の高い方々に人気の理由と思われます。

そして汚れも本当にしっかり落としてくれます。

服についた口紅やファンデーション、食べこぼし、泥汚れ、血液の汚れなど、

いつも使う洗濯石鹸でもみ洗いしても落ちない汚れも、

手作りせっけんだとスッーっと落ちていきます。

ここまでお話しすると手作りせっけんは良いことだらけのようですが、
さすがにそうもいきません。
デメリットももちろんあります。
それは次の2つ

・少しお値段が張る
・保管に手間がかかる


前者「お値段が貼る」については、仕方がないかもしれません。
手作りなので製造に手間がかかります。
1個1000円~ぐらいしてしまいます。
せっけんによりますが、女性一人の洗顔とボディウォッシュで一ヶ月ほどは持つと思います。

後者「保管に手間がかかる」は、
先ほど説明した大量のグリセリンにあります。
グリセリンが多く含まれているので水に弱く、泡立ちも控えめです。
お風呂場に置きっぱなしにするとドロドロになってしまいます。
そのため、水切りの良いせっけん置きを使いましましょう。

フタがなく底に数か所穴があるのが理想的です。
そして、お風呂を常時喚起する、
または、使わない時はお風呂場からは出しておく、がおすすめです。

 

 




しかし、手作りせっけんの使い心地(メリット)はこの2つのデメリットを上回る、

 

と私は思っています。


2.手作りせっけんと市販の固形せっけんの違い

手作りせっけんと市販の固形せっけんについての違いは、
1.で説明した「グリセリン」です。

せっけんの製造過程で、やはりグリセリンが大量に発生するようなのですが、
保存に適さないためグリセリンを除去してしまっているようです。
その分、泡立ちも良く、保存期間が長い。

そのため、ドロドロにもならず、保存しやすいです。



用途や好みによって、どちらを使うか選べるとは思います。

3.良い手作りせっけんの見分け方
やっと来ました本台です。
良い手作りせっけんの見分け方です。

念のためですが、この考えは私個人の考えであり、
絶対ではありませんので予めご了承ください。

手作りせっけんと言っても、本当に数多く出回っているので
どれを使ったらよいか分かりません。
「手作りせっけん」と書いてあってもそうでないものもあるようです。

私が手作りせっけんを買うときに注意してるのはこの2つ!

①原材料

②お値段

 

です。

①原材料は1.に出てきた

・精製水
・植物油
・苛性ソーダ

この3つだけでできていること。
植物油は非常に多くの種類があります。

これは好みによりますが、

オリーブ油、ホホバ油、マカダミアナッツ油、椿油、アボカド油、アーモンド油、

などが多く含まれているものが良いと思います。

原料は含有量が多い順に記載されます。

そのため、いずれかの植物油が先頭に記載されているとベストだと思います。
香料や着色料を使っている場合は、自然原料のみOKにしています。

ただ「香料」とだけではなく、「ラベンダー精油」など「クレイ」などと書いてあるものを選びます。
自然の色や香りであることを作っている人が伝えようとしているせっけんを選びます。

たまに「石鹸素地」と書かれていることがあります。
これはやめにしています。

なぜなら、石鹸素地は既に製造された石鹸の基のことを指しているようなのですが、
石鹸素地そのものが何からできているか分からないからです。

(私の知識不足かもしれません)

それから②お値段です。
これは1つ1000円前後にしています。


安すぎると手作りではなく大量生産の可能性があります。
また、雑貨せっけんの可能性もあります。

雑貨せっけんとは鑑賞用として販売されているせっけんのことです。
せっけんの販売には化粧品製造販売業許可などの許可が必要です。
しかし、雑貨せっけんはその許可を可能性があります(薬事法違反)。
何かある前に控えるのが良いと考えます。


また、高すぎるとせっけんのお値段以外に、
ブランド料や海外からの輸送料などが入っています。
海外の有名ブランドにはつい心惹かれますが、
長く使うためにやめにしています。
(たまのご褒美には良いですよね)

 

つまり、良い手作りせっけんを選び方

①原材料の一番目に書いてあるのが下記いずれかであること

オリーブ油、ホホバ油、マカダミアナッツ油、椿油、アボカド油、アーモンド油

②お値段が1000円前後であること
 

 

 


私はせっけんについて最初から知識があった訳ではありません。
過去には失敗があり、とても反省しました。
そうならず、皆様に良いせっけんに出会い長く使っていただればと思っています。
 

 

 

 

 

 

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