* ティートリー *
主にオーストラリアに自生するティートリーは、低木で湖沼の土手などに見られる植物です。小高木で長い円形の葉が付いたティートリーは、離れたところからも香りが風に乗って漂ってくるほど、強い香りを持っています。フレッシュでシャープな香りが、マイナスの感情を浄化させ、神経を安定させてくれます。
つきのわ見解 ティートリー について
優れた抗菌、抗真菌作用に優れ、風邪、インフルエンザ、気管支炎などの感染症や、副鼻腔炎、耳の炎症、カンジタ症、さらには膀胱炎や膣炎までに適するので、ティートリーは「薬」という感覚。さらには、神経系を強壮する魔法のようなお薬。疲れきった時や病後におすすめであり、普段からでも感染症の予防にもなり、香りを嗅ぐと頭もスッキリするので、ディヒューザーなどで、拡散して香りを楽しむのにも良い。掃除の時にも活用できるので「一家に一本」あると大活躍する精油と断言します!
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学名
Melaleuca alternifolia
科名
フトモモ科
抽出部位
葉
主な作用
副交感神経神経強壮、頭脳明晰、うっ滞除去、去痰、抗炎症、鎮痛、癒傷、抗菌、抗ウイルス、抗寄生虫、抗菌、抗真菌、循環促進、創傷治癒、免疫強化、rkンパ刺激
特徴
優れた抗炎症、抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用があり呼吸器や傷、風邪や気管支炎などの感染症に効果的。神経強壮作用があり精神疲労にも役立つ。
ノート.トップ
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ブレンドファクター
3-4
注意事項
敏感肌の方は注意する。
妊娠初期の使用は避ける。
原液使用ができるが、反応が出ることが多いので注意して行う。
心への作用
☆精神疲労、不安、うつ状態、無気力、落ち込み、集中力低下の時に…
慢性的な疲れや蓄積したストレスがある時に、心と体を強壮して沈んだ気持ちを引き上げて、活力を取り戻してくれる。
体への作用
☆風邪、インフルエンザ、気管支炎、花粉症、咽頭炎、免疫低下、口内炎、歯肉炎、膣炎、膀胱炎に…
優れた抗感染作用があり、風邪やインフルエンザ、花粉症などの呼吸器系の感染症に役立つ。免疫系を刺激して白血球を活性化するので病後や、寝ても疲れがとれない時などに用いると体のベースが上がる。静脈瘤や足の疲れ、むくみ対策にも使用される。
肌への作用 ここから
☆皮膚の炎症、湿疹、手荒れ、皮膚真菌症、ニキビ、ヘルペス、帯状疱疹、やけど、傷、虫刺され、日焼けした肌、ふけ、頭皮のかゆみに…
抗菌作用、抗真菌作用に優れているので化膿した傷に役立つ。虫刺され後につけると治りがはやい。
歴史的見解
ティートリーはオーストラリアに自生し、昔から原住民のアボリジニーが耐水性のある樹皮で小さなカヌーを作ったり、ナイフのさやを造ったりして活用していた。ティートリーの葉を熱湯に浸して、風邪や咳、頭痛薬として飲んだりしていた。特殊な薬効は第一次世界大戦以降に光を当てられ、第二次世界大戦ではフランス軍の救急に入れられた。
(参考図書:アロマテラピーの教科書:和田文緒 スピリットとアロマテラピー:ガブリエルモージェイ アロマティックアカデミー:バーグ文子)