精油:ラベンダー | 健康・幸せに導くアロマステーション ~mon-aroma~

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* ラベンダー *

 

ラベンダーはアロマテラピーの精油の中とても有名。酸味と甘みのある爽やかで涼しげな香りは、心・体・感情・精神すべてのバランスをとると言われています。語源でもある「洗う(Lavare)」の通り、心の痛みや不調和のうっ積した感情を洗い流し、静けさや落ち着きを取り戻してくれます。



つきのわ見解 ラベンダー について

 

プラヴァンス地方の人はラベンダー精油を万能薬として日常的に使用しているそうです。アロマセラピストは誰もがラベンダーを「万能」と口をそろえていいます!リラックスできる香りとしても有名ですが、肩こりや頭痛などの痛みを緩和する作用があり、リラックスを兼ねて、ボディオイルとしてブレンドしても使用でき、部屋に拡散して香りを楽しむだけで、空気が浄化されたり免疫もアップする効果も期待できるので、とても万能。あまり知られてないが、火傷や切り傷にも良く、日焼け(火傷)の後のボディローションに使用したりするのもおすすめ!頭痛の応急処置として、コメカミに原液を付けるなどの使い方もあり、私もラベンダーは「一家に一本」常備しておいて良いと思う万能な精油です。痛みを緩和する鎮痛作用が主なので、生理痛緩和の目的で副交感神経を優位にする作用も含めて、サブの精油として使用したい。

 

 

学名

Lavendula angustifolia

Lavendula officinalis

 

科名

シソ科

抽出部位

花と花穂


主な作用
鎮静、鎮痛、催眠、抗うつ、自律神経調整、抗鎮痙、鬱滞除去、血圧降下、抗炎症、癒傷、瘢痕形成、抗リウマチ、筋肉弛緩、皮膚細胞活性、抗菌、抗ウイルス、抗真菌

特徴
鎮静、抗鎮痙、鎮痛作用が主な特徴だが、芳香成分が300種類以上含まれるので、用途が幅広く使用できる。局部的に原液で使用できる。

ノート.トップ

トップ~ミドル


ブレンドファクター

6-7

注意事項
高濃度の使用は覚醒して逆に眠れなくなるので避ける。
妊娠初期の使用は避ける。

への作用
☆興奮、緊張、不安、恐怖、うつ状態、自律神経のアンバランス、PMS(月経前症候群)、動悸、不眠の時に…
副交感神経を活性化し、自律神経のバランスを整え、心身症的な症状を緩和してくれる。脳内のセロトニンの分泌を促すと言われている。

への作用
☆月経痛、頭痛、胃痛、疝痛、筋肉の痙攣・痛み、、足の疲れの時に…
炎症を消散させ緊張をほぐす作用や鎮痛作用が、頭痛、筋肉のこり、胃痛、月経痛などのあらゆる痛みと痙攣がある症状に効果的。

☆風邪、咳、喘息、気管支炎、免疫低下の時に…
抗菌や殺菌作用があり、部屋に拡散すると、空気を浄化し、風邪の菌の繁殖を防いでくれ、免疫系を刺激し、病原菌に負けない抵抗力をつけてくれる。咳には塗布や吸引が役立つ。


への作用
☆手荒れ、傷、火傷、皮膚炎、皮膚真菌症、帯状疱疹、痔、虫刺され、広がりに…
炎症を抑え、傷の治りを早める作用があり、やけどの応急処置に使用される。ニキビや切り傷、水虫などにも使用される。傷跡が残りにくくなることも期待できる。敏感肌を含む全ての肌タイプに使用できる。

 

 

目 歴史的見解

アラマテラピーの歴史では有名だが、1910年、アロマテラピーの父といわれるガットフォセは、研究室で火傷をおった際に経過が悪く、そこでラベンダー精油を塗布したら、驚くほど綺麗に治癒した事から精油を用いた研究がはじまった。1950年代戦争の際にフランス軍の軍医で働いたジャン・バルネ博士は、兵士の負傷のためにラベンダー油を使用し、火傷、消毒、鎮痛剤として効果をあげた。

 

(参考図書:アロマテラピーの教科書:和田文緒  アロマティック・アルケミー:バーグ文子