一昨日の午後10時ごろ、私が住んでいるマンションのどこからか聞こえてきたただならぬ声・・・・




私は息子の寝かしつけで、でも主人が帰ってきてなかったから半分寝て半分起きてた感じのまどろみが一瞬にして、心臓がドキドキドキドキ・・・・・・・




窓が少しあいていたので、窓のそばによって聞いていると、どうやら駐輪場から・・・・




小さい女の子が泣いている・・・ごめんなさい・・・と言っているような、ただ泣いているような・・・




でも、お母さんはそれでも、ものすごい大きな声を張り上げて、




『だから、こういうことになるっていってんじゃないのよー。わかったー?わかったー?』と繰り返しています。




あまりの声の大きさに、様子をみて上の階の方達も様子をみていました。




私は自分を見ているようで、涙がでました・・・・




『この駐輪場もよー、いれずらくてーほんとにもーーーーー』と怒鳴っている




分かる・・・わかる・・・そのどこにぶつけてもどこにぶつけていいのか分からないその気持ち




子供を怒鳴りつけても解消しない、そして、そんな事をしている自分への嫌悪感




ものすごくイライラが伝わってくると同時に、この声の雰囲気というか凄みと女の子の泣いている声、もう止めなくちゃ、どうか、その子をたたいたり、なぐったりしないで・・・って心の中で思いながら、帰ってないと思った主人が独り食卓テーブルで夕飯食べてる手をひっぱって、玄関の外に出てみた、そしたら、もう自転車置き場から離れて、でもそのものすごい言葉で娘を叱っている声がエントランスになりひびき、エレベーターに『早く乗れよ』と言っている声が聞こえたのを最後に家に戻って行ってしまった・・・




遅かった・・・




気づいた時に声をかけたらよかったのか・・・




でも、私だったら声かけられても無視しちゃうかもな・・・




でもでもあのただならぬ空気。




私が次女を怒鳴ったりしている時に、長女が涙を浮かべながら、『ママ言い過ぎだよ・・・』と言っているあの目を思い出した




そうやりすぎてる




分かってる




でも止められないの自分の怒りを




あのママもそんな状態だったんじゃないかな・・・




きっとすごく胸がつかえて固くていつもいつもなんで私ばっかりこうなってんのよーって思ってるんじゃないかな・・・




こんなママになりたかったんじゃない・・・って思ってるんじゃないかな




あんな状況をどうやったらどうやったら収められるんだろうか・・・




おせっかいだと思うけど、無視されちゃうかもだけど、声をかけて一瞬あの空気を破ってあげればよかったかな・・・




うるせーと言われても大丈夫ですか?って声かけたらよかったかな・・・




しばらく眠れませんでした




虐待するかしないかは紙一重




綱渡り




こちら側に踏みとどまれる人とそうじゃない人はそんなに差がないと思う




彼女はどうやって踏みとどまれているのか、踏みとどまれていないのか・・・




いつもあんな狂った状態ではないはず




踏みとどまる術をどうか持っていてほしい