『ママに甘えられない~』と泣いていたみたいだよ、〇〇(長女の名前)ちゃん。




と、ある長女の友達ママとの手紙のやり取りの中で伝えられた言葉。




いつ?どんな状況で?誰に言ったのかわからない言葉。




それを私に伝えようと思った彼女の気持ち?




『私が反対の立場だったら教えてもらいたいと思ったから』だそうだ。おせっかいだったらゴメンねと書いてあった。




今年の7月、同じママからあるメールをもらった。




『○○(長女の名前)ちゃんがね、うちの娘にひどいことを結構毎日言い続けてて、うちの娘も限界にちかくてつらいみたいなのね・・・。学童の先生から何か聞いてる~?』と・・・・。




はっ?何のことやら私には分からない。その場で長女に事実を確認。しぶしぶ事実を認めた娘。が、理由があると。毎朝『おはよう』と言っても、その子は無視をしている。それが一回や二回ではないと。そういう事をされるのが嫌だし、『遊ぼう』と話かけても、無視をするから嫌なんだと・・・。




次の日朝会社を遅刻して学童の先生に話を聞きに行くと、確かにうちの娘が一方的にその子をやり込めてる姿を見ているという・・・。理由を聞いたことがありますか?と聞くと、学童の先生は聞いたことはないという。では、そのやられている子の母親にそういう話をして、なぜ私にその事実を話さなかったのか?と聞くと、女の子同士はこういったトラブルはよくあることで、また、うちの長女も別なグループに同じようなことをされているという事実もその場で発覚し、学童の先生はこれ以上エスカレートしたら、話そうと思っていたと話してくれた・・・。




次の日、私は長女にとにかく自分が悪いことをしていると(いかなる理由があろうとも)思うのなら、謝ってきなさいと伝え、娘はきちんと相手の親がいる前でその子に謝罪をした。が、その時相手の子は自分のしている事は親にも話さずに謝りもしなかったそう。


その話を聞いた時、それでもいいと私は思っていた。




それからも、その子の無視は続いていたよう・・・。でも、うちの長女は何も話さなかった。




そして、4か月後の今月、その子のママが電話をかけてきて、見てもらいたいものがあると。今からお宅へ伺っていいか?夜の19時過ぎ。私たちは夕飯を食べてたところ・・・。


『何事?』


『交換日記のことで・・・』


『交換日記??内容は?』


『〇〇(長女の名前)ちゃんが結構ひどい言葉を交換日記に書いているんだけど、見たことある?』


見るわけない。見せられなかったらみない。相手の娘はどうやらママにそれを見せたという、あんまりひどい言葉だったから・・・。


『で、お嬢さんには話を聞いた?』


『聞いてない』

『うちは長女に話を聞くから待って』と言って、手短に娘に話をさせた。事実であるのは間違いなかった。がまた前回と同じ理由を話てきた。ほかにも嫌なことをされている・・・という内容の話も。


それをそのまま伝え彼女にはとにかく、自分の娘に話を聞いてみてとお願いした。


次の日、なんの反応もない。メールもない。電話もない。働いているママだもの仕方ない。とは思いながら、


どうでした?とメールを返すと、『そんなことがあったかもしれない』と話しているとのこと・・・・・。




イラっとした。正直に話をしていない様子を感じた・・・。あたりまえだよね、自分に都合の悪い話は誰だってしたくない。うちの娘も全部を話せてるかどうか怪しい・・・。まぁいい。その後のメールには、自分の娘が悪気はないのにそんなことをしてうちの娘を傷づけてしまったことを謝罪していた・・・。




私は、うちの子がどんな理由があれ、相手の子を追い詰めるようなことをしたのであれば、メールではなく、きちんと謝罪をしたかった。会って話をするのが一番と思いながら、すぐに謝罪をすべきと思った私は手紙を書いた。その手紙に対して彼女は手紙をくれたその中に書いてあったのが冒頭の一文。




私が今までどんな子育てをしてきて、どんな悩みがあって、どんな葛藤をもちながら働いていたかしらない彼女。私はそんな人から出た親切かもしれない言葉で、まだ生々しい傷であるところをさらにえぐられたように感じている・・・。




子育ての正解ってない。


精一杯目の前の子供たちと真剣に向き合う努力はしてきたつもり。


でも、そうは言っても、長女に対しては引け目を感じることが多々ある。甘えさせられてなかった過去。それを埋めようとしている努力が空回りしている自分。自分がどう長女に接していいか分からないような時期もあった。次女が産まれた後、なんとも言えない長女に対する愛情の欠如。なぜかわいいと思えないのか?私が頭がおかしくなったのか・・・と自分を責め続けた時期。小学校に入ってからの長女の憂鬱な様子。学童に行きたくないと泣いた時期、青あざを作ってきてもなかなか話をしなかった様子。すべて自分が忙しく働いているせいだと責めて、仕事の仕方を変えようと思い悩んだ時期。妊娠後もなるべく妊娠を理由に娘たちにいろんな役割を押し付けるのはやめようと思いながらの8か月。




そんなことを知らない彼女に言われたくなかった。


知ってるよ、うちの長女がどんくらい我慢してるかって・・・。


もうえぐらないで欲しい・・。私も精一杯向き合ってる。