おはようございます。
新垣です。
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さてさて、
香温に飾ってある蒸留器で
精油と芳香蒸留水をとりましたのでレポートいたしますね。
こちらは先日我が家で収穫したペパーミントと
アップルミントです。
一部スペアミントもあるかもしれません。
このミントたちをしっかりと洗い、
時々むしゃむしゃ食べながら(笑)
一日寝かせてサロンに持ってきました。
フラスコの中にミントたちを入れます。
10:40蒸留スタートです。
香温にお越しいただいたことのある方は
この装置を以前から見たことがあると思います。
こちらはハーブを蒸留する装置です。
中が見えるように敢えてガラス製のものを選びました。
そして香温はスクールとしてだけでなくサロンでもあるため
サロンの雰囲気を壊さないデザインと大きさのものが
必要でした。
こちらの蒸留器は日本の職人さんが作っているそうで
そういうのも香温で使う決め手となったのですよ
20分を過ぎると徐々にフラスコ内が曇ってきました。
そして部屋中ミントのスッキリ爽やかな香りでいっぱいです。
冷却装置部分には氷と冷水を入れています。
フラスコ内の水分とミントが熱で温められ、
蒸気に乗って香り成分が管を通っていきます。
冷却装置部分でその蒸気が冷やされ、
下のガラス部分に液体が落ちます。
こちらの写真ですが、
試験管のようなところがわずかに二層になっているのが
見えますでしょうか。
上澄み部分が精油で
それ以外の大量の液体は芳香蒸留水です。
液体が落ちた瞬間を撮ったので少しくぼんでいます。
透明なので境目がわかりにくいですね
肉眼だと結構わかるのですが（ごめんなさい）…
蒸留を終え、とれた芳香蒸留水は115mlでした。
こちらはスプレーボトルに移したミントの芳香蒸留水です。
100mlビーカーしか写っていませんが100ml以上とれました。
精油はほんのわずかでした。
もちろんこれは想定の範囲内です。
むしろこのミントの量で精油がとれたのが驚きでした。
あれだけザルいっぱいのミントを用意しても
とれる精油はほんの少しだということを考えると、
精油1滴はずいぶん貴重なのだなということが
実感できますよね。
ハーブによってとれる精油の量も違いますし、
ハーブがフレッシュなのかドライなのかによっても違います。
教科書を読んで理屈を知るだけなのと
目の前で実際に見たり実習したりするのとでは、
天と地ほど違うということがわかります。
今回、初めて香温での蒸留でした。
一昨年の夏に購入した蒸留器でしたので
練習する機会はいくらでもあったと思うのですが、
自分で育てたたくさんの元気なハーブたちを使って
初めての蒸留はやりたかったので、
昨年の春夏、ハーブは散々食べたり飲んだりしましたが
（美味しいけれど）量や種類が少なかったため
いったん見送り、
今年こそは、とチャレンジしました。
やっぱり春から夏にかけてのハーブは
種類も豊富で香りも力強いので、
やるなら春から夏にかけて！と決めていました。
慣れたら秋、冬のハーブもやりたいですね。
最初～途中経過～最後まで
写真や動画をたくさん撮りながら行いました。
自分なりにノートにまとめましたが
改めてしっかりと記録として残しておこうと思います。
このブログの写真はほんの一部で、いわゆる概要です。
詳しい記録は
そのうち水蒸気蒸留器の体験会（見学会）を開いて
お越しくださったお客様や生徒様にお伝えできたらと
思っています。
ご興味のある方はご連絡ください
いくつも途中経過で動画を撮りましたので
そのうちの一つを貼っておきますね（40秒弱）。
↑上手く貼れているかな。。
一応音を消してありますが出たらごめんなさい。。。
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