「貧乏人のジャスミン」と呼ばれる
精油があるの、ご存知ですか?
精油事典などで最初の方に出てくる
「イランイラン」という精油です。
タガログ語で「花の中の花」という
意味を持つこの精油は
東南アジア原産です。
今はマダガスカルなどが
主な産地になっています。
イランイランは水蒸気蒸留法で
採られる精油ですが、
その抽出時間でグレードが変わります。
それぞれ、
6時間:エクストラ
12時間:I(ファースト)
18時間:II(セカンド)
24時間:III(サード)
と6時間ごとに名称が異なります。
エクストラに行くほど
エステル類が多くなるので、
香りもフルーティになりますね。
このほかに植物成分を
出来るだけ多く抽出出来るようにした
「コンプリート(完全蒸留)」というのもあり、
一般的にこれが主流かな?と思います。
凄く甘い香りのするお花で
精油も濃厚な甘い香り。
それがジャスミンにちょっと似ていて
ジャスミンより安価で代用されたりするので
「貧乏人のジャスミン」と
呼ばれたりしているのですが
この香りが苦手という方も
結構いらっしゃいますね。
その甘い香りには催淫作用があり、
その昔、インドネシアでは新婚カップルが
初夜のベッドの上にこのお花を飾って
ムードを高めるのに使ったり
していたそうです。
ただ、一説には
当時は結婚式の日が初めましてだったりしたので
そういった香りで気分を盛り上げる必要が
あったとかなかったとか、、、?
たくさんの種類の芳香分子を持ち、
様々な使い方が出来る精油です。
香りが苦手な方は
スッキリとした柑橘系や
同系統のお花の精油と
合わせると良いですよ。
エステル類が割と多く含まれるので
リラックスしたい時や
明るい気持ちになりたい時の
助けになってくれます。
皮脂バランスをとってくれるので、
乾燥肌や脂性肌のお手入れや
頭皮ケアにもおすすめの精油です。
実は頭髪ケアにとてもおすすめ!
シャンプーやスカルプケアエッセンスに
是非使ってみてくださいね。
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