SNSなんかで良く踊っている
「無料」のサービス提供、ありますよね。
それ自体が悪いということではなくて、
提供する側も受ける側も、
何かしらの意図やメリットがあって
開催されるものだと思います。
たとえば新しいサービスを提供する際、
提供する側が力をつける為や、
実際どのくらいの時間がかかるかなど
おしはかる必要がある場合。
そして“フロント”として提供して、
気に入ってもらえたらその先の
“バックエンド商品”と呼ばれる
有料サービスを購入して頂きたい場合。
こういうの、好き嫌いはあれど
商売の手法としてはありますね。
有形の“物販”であれば
サンプルをお渡しして試すことができますが、
講座などの無形ブツだとそれが難しいので、
無料や安価なサービスを“サンプル”として提供して
その後につなげることもあります。
受ける側も、
その方のサービスが一体どんなものなのか、
その方の人となりがどんななのか、
実際のサービスを申し込む前に
ちょっと「味見」が出来るのは嬉しいですよね。
そのサービスが高額だったりすると、
申し込む前の判断材料としてお試し出来るのは
ありがたいことだと思います。
もちろん参加したからと言って
必ずその先の有料サービスを購入せねば
何ていうことは無いです。
モヤってるのはそこではなくて、
無料だからと言って
安易に申し込んで安易にキャンセルすること。
分かってますそれって
自分の信用を落としてるってことですよ。
以前アメリカの学校に通っている頃、
お金持ちの投資家さんの寄付で
希望する学生に無料で演劇のチケットを
配って下さったことがありました。
観劇とか好きなので嬉々として申込み
楽しみにしていたのですが、
当日体調不良で行けそうになく、
同じ寮の友人に代わりに
行ってもらえないかともちかけたところ、
「タダなんだから、別に
行かなきゃいいだけじゃない」
って言われて、
申し訳ないな、、と思ったけれども
無理に行ってもらうわけにもいかないので
「そうだね、、、」でチケットは無駄になりました。
でも、そのチケットは無料で配られたけれども、
その寄付して下さった方の
善意のチケットなわけです。
その後、そのチケット手配をしていた
学校のレクレーション担当から呼び出され、
こっぴどく叱られました。
私は「頭痛が酷くて、、、」と説明しましたが、
「それならチケットをオフィスまで持ってきてくれれば
他に行きたい人に行ってもらうことも出来たでしょ!」
、、、ごもっともです。
確かにオフィスにチケットを戻せばよかったんです。
「タダだから別にいいじゃん」
という言葉にモヤりましたが、
実際無駄にしてしまったのは自分。
もう20年以上前の話ですが、
モヤったいや~な気持ちのまま覚えてます
最近「無料サービスで無断キャンセルが多い」
という話を聞いたので、
ちょっとこのことを思い出しました。
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
信用は一度失ったら
取り返すのって大変なんですよ。
「無料なのに、キャンセル連絡して
手を煩わせるのは申し訳ない」んじゃなくて、
無断キャンセルはほんとに迷惑なんです。
せめて連絡くらいはしてくださいね。
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せは下の申込フォームよりたまわります。