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昨日はバーバラさんことさかいなおみさんの手作りコスメ講座、3回目でした。
1回目は「手作りコスメをご自宅でご自身のために極力安心・安全に楽しむために知っておくべきこと」を念頭に、法律のことやお肌のこと、化粧品の中身についてなどをサラッと学びました。
1回目のレポはコチラ
2回目は「手作りコスメで使ういくつかの基材のうち、“水”と“油”について」をじっくりしっかり学びました。
2回目のレポはコチラ
今回も、最初に前回作った「美容オイル」の使い心地のシェアタイムこれって結構重要で、手作りコスメに限らずですが、使い方の工夫や使い心地も人それぞれなので、他の方のお話が聞けるのはとってもありがたいです。
前回学んだ植物オイルの中でも、使い心地がサラッとしていて香りもそんなに癖のない子から、結構主張してくる子まで、個性いろいろ。「使い心地は良いけど香りがちょっと」なんてこともやっぱりあるので、そういう場合はこうしたらいいよ、っていう提案もバーバラさんからありました。一見「失敗」したように見えるけれどそうではなくて、いろいろお試しして自分の“丁度いい”着地点を見つける過程ってやっぱり大事だな、と思います。
3回目の内容はコチラ
今回はアロマテラピーの基材としても良く登場するミツロウや、植物性のロウであるキャンデリラロウ、カルナウバワックスといった「油を固める」材料を学びました。
そして、「水を固める」材料としては、手作りコスメでよく利用されるキサンタンガムやヒアルロン酸ナトリウムなど。そして私のブログでもアロマテラピー基材として良く登場する「ジェル基材」のことも学びました。
ちなみに、私がよく利用するのは、ケンソーのジェル・ナチュレという基材です。アロマテラピー用に開発されているので、精油や植物油など油溶性のものが15%まで綺麗に混ざります。
他にもジェル基材はいろいろありますが、基本的に水溶性のものが多いと思います。何がどのくらい混ざるかはメーカーによって異なるので、それぞれご確認を
話がそれましたが、基材の後は本来混ざりあわない水と油を混ぜる“乳化剤”に関してです。今回送って頂いた基材の中にあったのは、私も手作りコスメでよく利用する「オリーブ乳化ワックス」です。他にもパーム乳化ワックス(エミュルシファイイングワックス)やヒマワリ乳化ワックスなどが天然素材としてあります。
どれも使ったことはありますが、私が使う頻度としてはオリーブ乳化ワックスが一番多いですね。ヒマワリ乳化ワックスは火を使わずバーム状のものが出来るので、火源が使えないワークショップなどでは重宝すると思います。
どの基材も、バーバラさん的視点で見た解説や、過去のワークショップなどで体験したことなど、いろいろなお話がきけて面白かった
そして今回の実習は、ミツロウと植物油を混ぜて作る基本の軟膏(バーム)と、バーバラさんのコスメでは新しい「毛穴すべすべプライマー」とやらを作りました。
皆さん、「プライマー」って何かご存知ですか私知らなくて
、今回バーバラさんが画面越しに質問したら皆首を横に振ってて、「私だけじゃなかったんだ~」ってちょっとホッとしました
どうやら、毛穴を目立たなくしてくれたりする化粧下地の一種らしいです。若い子たちの間では常識らしい(笑)
拍子抜けするくらい超絶簡単なバーバラさんの手作りコスメ
褒めてます
植物油とミツロウをビーカーに入れ、湯煎にかけて溶かすだけ。
ミツロウが溶けたら容器に入れて、混ぜながら粗熱が取れたら精油を入れて皿に混ぜたら完成
めっちゃ簡単ですがミツロウの分量でテクスチャーも変えられるし、入れる精油でいかようにもできるので、簡単だけどバリエーション豊かなのが良いところです。
“プライマー”は、セリサイトやマイカパウダーに無水ケイ酸パウダーを使います。これがまた新しくて、作ってて面白かった
2つのアイテムを作っても、多分所要10分ほど。気温も低いので固まるのにもそんなに時間はかからず、レモンバームとローズウッドの香りがめっちゃ良い感じになりました
作る時のコツやリカバリーの方法なども伝授してもらえて、皆さんの体験談などもシェアして頂いて、また楽しい時間でした。
次回は来月、「色を付ける」で口紅とグロスを作ります。私もワークショップなどで作っているアイテムですが、バーバラコスメではどのような風になるのか、これまた楽しみです
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
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