お掃除アロマも化学です❣ ～【受講レポ】『今年の精油今年のうちに♬』

ご訪問ありがとうございます。

なんか漫画のタイトルの様になってしまいましたが、、、

もう一週間前になりますが、先日『Xmas特別企画～今年の精油今年のうちに♬』という、今の時期大変ありがたい講座があり、オンラインで参加させていただきました。

開催して下さったのは、大阪で福祉アロマを広める活動をされている、福祉アロマケア心香（しんか）・芳崎欣子（よしざきよしこ）さん

『【Xmas特別企画～今年の精油今年のうちに♬～】お掃除＆お洗濯編「使い切れない精油って？」』

『今年の精油今年のうちに』って面白い

私自身NARDとJAAの認定校をやっている関係で、常時50種類以上の精油を取り揃えていることもあり、なかなか使いきるのが難しいこともあります。特に、“皮膚刺激があるので注意”とか、“香りが独特で利用場面が限られる”とかいう精油たちは、残念ながら余りがち

オレガノさんやクローブさんたちですかね～

お洗濯洗剤やお台所の食器洗い洗剤に活用して、出来るだけ使いきる様にはしていますが、それでも余ってしまう子たちもいます。

その代表選手が、シナモン・カッシアさんやウィンターグリーンさん

お掃除でもなかなか利用するには勇気がいる子たちですが、出来るだけ使ってあげたいと思います。

講座では、先ずエコお掃除の基材としてよく用いられる重曹とクエン酸や、その他の私たちの周りにある物質のｐHについて学びます。

ｐHというのは“水素イオン指数”のことですが、その数値によって物質が“酸性”か“アルカリ性”かがあらわされます。0から14まであり、数値が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性ということになります。

ちなみに、ｐH1辺りの強酸にあるのがトイレ用洗剤、ｐH14辺りの強アルカリにあるのが換気扇用洗剤です。どちらも“洗剤”なのにどうしてｐHがこんなに違うのかと言うと、“汚れの種類”が異なるからなんですね。“アルカリ性”の汚れは“酸性”のもので、“酸性”の汚れは“アルカリ性”のもので落とすのが基本です。

水垢・石鹸カス・黒ずみ・尿石などはアルカリ性の汚れ、油汚れ・手垢・皮脂汚れなどは酸性の汚れになるので、トイレの水垢などには酸性洗剤、換気扇にこびりついた油汚れなどにはアルカリ性洗剤を使うと良いとのことです。

エコ掃除のお掃除素材として大活躍の重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性ですが、それぞれに適した場所で使うと、自然に沿った形でエコ掃除ができるということですね

化学的なことを学んだ後は、お掃除やお洗濯にお勧めのアロマをいくつか教えて頂き、実習でクエン酸と重曹それぞれに精油をいれたお掃除用の香りパウダーを作りました。

この講座の中で作ったクエン酸精油パウダーにシナモン・カッシアさんを使ったら、お部屋の中が暫くこの香りしかしなくなりました

しかも、それを入れたビニール袋をたまたまレシートの感熱紙の上に置いておいたら、感熱紙が黒くなるという事象が

面白かったのでFB記事にしたところ、「外側に付いていた、または染み出てきたアルコール成分により変色したのではなかろうか」というコメントもいただきました。

志鹿 紀子

化学だなぁ　　基本ゴリゴリの文系人間なので、こういうことにイチイチ感動しまくりです。

重曹の香りパウダーはキッチンに常備してましたが、お鍋の焦げとりくらいにしか利用してなかったので、今後はキッチンのお掃除にもどんどん活用していこうと思います。

ヨッシーさん、ご一緒して下さった皆様、ありがとうございました

世はクリスマスですが、我が家はまだまだ年末のお掃除が終わってないので、クエン酸と重曹の香りパウダーを大量作成して、年末のお片付け＆お掃除頑張ります

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