ご訪問ありがとうございます。
昨日もトトラボさんにて、
『大人のための化学の基本:有機化学編』
を受けてきました。
今回は第6回目の“油脂・石鹸”で、先月生化学で学んだ“脂質について”と少し被るところがありました。
トトラボ、ヴィヴィオの家の前には、大きなみかん?の木があり、今の時期は実がたわわになっています。これを見るだけでも元気になります。
先週までは行く道筋に梅の花が咲いていましたが、今週は途中の道々にすみれがちらほら見えていました。駅から10分ほど離れている場所ですが、緑豊かで行くだけで癒されます
さて、今回の“油脂編”は先ず油脂とは何ぞや?というところから学びます。
油脂というのは、「三価のアルコール(ヒドロキシ基/水酸基:-OHが三つついたアルコール)と、鎖が長い脂肪酸である高級脂肪酸から成るエステル」です。
シアバターのように、常温で固まっているものを“油脂”、常温で液体のものを脂肪油と呼びます。アロマテラピーで、トリートメントオイルとして精油を溶かす基材になる植物油は、後者の脂肪油ということになりますね。
そして油脂の成分中にある脂肪酸の種類は、飽和脂肪酸か不飽和脂肪酸かでわかられ、更に炭素数の多い少ないで、それぞれ高級脂肪酸か低級脂肪酸かにわかれます。
この辺りは、生化学で少しやった記憶があります。
後、ここ数年流行りのオメガ3がどういうものかとか、油脂の性質、脂肪酸の反応のことなど、またマニアックに化学的なことを学びました。
そして副題にあるように、この植物油の脂肪酸に絡めて石けんの事も少し学びました。
トトラボさんには石鹸を自ら手作りされてる方も沢山いらっしゃってるようですが、今回もお一人頭のてっぺんからつま先まで自作の石けんで洗っているという方がいらっしゃいました。(私もいつか石けん手作りに挑戦したいと思いつつ、出来ないまま今に至っております)
今は安価で簡単に作れる方法が確立し、工業用に大量生産されている石鹸ですが、昔は天然のものを使ってゆっくり時間をかけて作られていました。天然油脂(植物油)と植物の灰を使った石けんレシピが、紀元前2500年ほど前の粘土板に書かれていたそうです。昔の人は、経験から化学反応を知っていたのですね。
最後に、雲母石の薄いシートを見せて頂きました。雲母石って、手作りコスメのカラー材としてよく使うマイカのもとなんですよね。これがホントに天然ものと思うほどキラキラしていて綺麗でした。
植物油に関しては以前にもご紹介いただきましたが、今回も志緒先生のお勧め本としてコチラ見せて頂きました。
私も持ってますが、植物オイルとしての情報はもちろん、その植物としての概要や炭素数を含む脂肪酸組成の情報、その植物油がどこでどのように使われてきたかなどの効用・機能性情報など、有益情報満載です
今回最終回なので、全て受講完了した方は可愛らしい終了証を受領していました。私は2レッスンまだ未受講なので、次回までお預けです
化学の基本や有機化学は半年ごとですが、生化学は4月からまた1回からスタートするそうです。
https://www.totolab-shop.com/blank-78
【テーマと日程】 ※すべて月曜10:30〜12:30
第1回 4/20 生命・生体物質と水
第2回 5/25 糖質
第3回 6/15 核酸・タンパク質
第4回 7/20 酵素
第5回 9/28 脂質
第6回 10/12 ホルモン
単発でも受講可能なので、興味持たれた方は是非
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。
ご予約、お問合せは下の申込フォームよりたまわります。
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