ご訪問ありがとうございます。
7月15日~28日(日本着は29日)まで、スペインを旅しておりました。
お買物レポ第一弾は『スペインでのお買物 ~ アロマ編』で、購入してきた精油やハーブなどをご紹介しました。
そして、今回私が期待して探したのは、もちろんクレイアイテム
バルセロナでは、次に行くサンティアゴ・デ・コンポステーラへの移動が荷物制限の厳しいフライトだったため、積極的に探すことは無かったのですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラからぼちぼちクレイアイテムを探していました。
が、スペインではクレイを見つけるのが日本以上に至難の業
スペイン人の友人に会った時にクレイの話をしても、先ず“クレイ”が何かが分からない様子日本だと“あぁ、泥パックね”でもクレイが何かくらいは大体分かってもらえるのですが、スペインだと薬局の人も殆ど知らないようで、英語で説明しても先ず分かってもらえないので、持参していたアロマフランスのクレイペーストを持ち歩くようになりました。
コレです
お店の人の対応も千差万別で、表を見てチャカチャカっと検索してくれる人もいれば、一瞥して「無いわ。こういうのはナチュラルショップ(自然派のものを置いているお店)に行きなさい」という人も。
あと、裏を見て「おぉっとぉ」ってなる人も度々。
日本語だもんねぇ
そんなこんなで苦労しましたが、取敢えずいくつか見つけてクレイペーストを購入してきました。
◇セゴビアで購入したクレイペースト:
セゴビアの薬局で見かけて、パッケージに英語で「PURIFYING CLAY MASK」としっかり書いてあったので、やっと出会えたとばかりにご購入
マドリードのエル・コルテ・イングレスでも、同じものが売っていたのを後でみつけました。
中はこんな感じで、少し緑がかったトロっとしたペーストです。
グリーンイライトなのかな
香りはとても自然で嫌な感じはしないので、天然香料を使ってるかハーブウォーターやハーブエキスでペーストにしているのだと思います。簡単なパンフレットも貰ってきたのですが、何しろAllスペイン語(当たり前)なので私のつたないスペイン語読解力ではボヤっとしかわかりません
が、どうやら韓国(ソウル)の教授と共同開発した商品で、使われている材料は韓国で伝統的に使われてきた薬用植物から採られたもののようです。
使ってみましたが、先ずお肌に乗せたら表面がほわぁ~っと温かくなる感じがします。そのまま5分置いて、洗い流すと説明書きに書いてありますが、この説明書きがパッケージの箱の中にあるという
分量は何も書いてないのですが、サンプルでくれた一回分が5㎖なのでそれを目安にしました。めっちゃ薄塗りになりますが、通常作るクレイペーストと違って水だけではなくハーブエキスのようなものも入っているので、パリッパリに乾くような感じはしません。洗い流した後は、お肌がもちもちになりました。週に2回やると良いらしいです。
ちなみに、50㎖で13€だったので、1回に5㎖使うとして10回分。1€=125円で計算すると、13X125=1625/10=162.50 で、1回約163円くらいの計算ですね。
◇マドリードで購入したクレイペースト:
Farmaciaで見つけたクレイペーストで、お店の方がとても親切にいろいろと説明してくれました。そして、このお店ではお値段が日本のように各商品に貼ってあって、それも安心材料でよかったです
☆Farmacia La Victoria
Victoria6, 28012 Madrid
取敢えずここにあったクレイペーストを全種類買ってきました:
クレイはスペイン語で「ARCILLA(アルシージャ)」と言います。発音はアルシーリャかもしれませんが、フランス語のARGILEと似てますね。
最初は“クレイ”が通じないとは思わなくてクレイをスペイン語で何というのかも調べて行かなかったのですが、いくつかのお店を回るうちに覚えました。
パッケージに「MASCARILLA DE ARCILLA」と書いてあるので、「クレイマスク」ということが分かります。
その下に書いてあるのが、使ってあるクレイとハーブの種類のようです。
〇 Arcilla verde - menta = グリーンクレイ ミント
〇 Arcilla rosa - Aloe vera = ピンククレイ アロエベラ
〇 Arcilla amarilla - Hamamelis = イエロークレイ ハマメリス
〇 Arcilla blanca - Aloe vera = ホワイトクレイ アロエベラ
最初の写真に写っている黒いのは炭入りのお試しパッケージですが、チューブ入りの4つはこの4種類。100㎖でホワイトクレイのペーストは7.45€ですが、他3種類は6.20€と、どれも1000円しない安さです。
店員のお兄さんの説明によると、先ずホワイトで汚れを落とし、後はそれぞれの肌質に合わせたクレイでパックしてお肌を整えるとのこと。
グリーンのはオイリー(Pieles Grasas)肌向け、ピンクのは敏感肌(Piel Sensible)向け、イエローのは乾燥肌(Piel Seca)向けと書いてあります。何故オイリー肌だけ複数形なのかは謎
まだホワイトしか使ってないのですが、クレイパックというよりは洗顔料のような使い方で利用しています。ミント調の香りがしてお肌がスッキリします。
クレイパウダーも欲しいとお願いしたら、いつものクレイパウダーではなく、ファンデーションやルースパウダーといった化粧品のパウダーを案内されました。フランスでは薬局で普通にクレイが売っていると聞いたのでスペインでも期待して行ったのですが、全く事情が異なってびっくりです
他のお店では、アロマフランスのクレイペーストを見せて似たようなものを出してもらいましたが、50㎖ほどの小さいパッケージで38€とか言われたので、丁重にお断りしました。他にもグレープのエキスを使ったクレイペーストがあったのですが、1つ21~25€(お店によってお値段が異なりました)で、最後の最後まで悩みましたが断念。薬局でもエル・コルテ・イングレスでも売っていたのでそれなりに有名なものだと思うのですが、それはまた次回にします
今回2種類のクレイ商品を買ってきましたが、実は2つともスペイン産ではなく、フランス産。他の購入に至らなかった商品も、全てフランス産でした。スペインではクレイは採れないのかもしれないですね。
いずれにしても、今回は事前調査が甘くてちょっと後悔が残る結果になってしまったので、次回はもう少しちゃんと調べてから行くようにします
そしてアロマやクレイのスペイン語も、もう少し学んでから挑みます
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