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先日開催した『比べてくれい❢ Clayワークショップ』で、『Kiduku Aroma』の加世子さんから出された宿題
「ICAのホワイトクレイって、フランス産とオーストラリア産どう違う?」
聞かれて気づきましたが、どう違うのだろうときちんと使い比べたことがなかったので、エンヴェロープメントで比較してみました。
“エンヴェロープメント”という言葉は、アロマフランスのドミニック先生がフランス語で“包む”という言葉を直訳して名付けたと仰ってました。日本語でしっくりくる言葉がなかったからだそうです。
全身のエンヴェロープメントは、クレイペーストで全身を“包む”ということですね。
ICAには“クレイパックとエンヴェロープメント”という手法の違いはなく、クレイの種類ごとの水分量なども特に分けられていないのですが、今回は私がいつもやっている方法で比べてみます。
クレイパックとエンヴェロープメントの大きな違いは、ペーストにする際の水分量と、塗布して置いておく時間です。
例えばカオリナイトの場合、クレイパックは水分75%、エンヴェロープメントは93%でペーストにするので、エンヴェロープメントの方が緩い感じになります(これはあくまでもアロマフランスのクレイで言われている分量です)。
クレイパックは塗布して大体10分~15分は置いておきます。毎日やるとお肌に負担をかけてしまうので、週に1~3回ほどを目安に行います。
エンヴェロープメントはクレイの量も半分くらいと少な目なので、薄く塗り広げて3~4分で、乾く前にすぐ洗い流す感じになります。水分多めで薄塗りなので乾くのが早く、長く置いておくとこれもお肌の負担になります。が、クレイパックと違ってエンヴェロープメントは毎日行ってもOK様子を見ながらになりますが、朝晩2回行ってもOK
今回は二日に分けて朝行いました。写真は分かり易いように並べて載せてますが、ペーストは直前に作ってます。
ICAのクレイは日本で化粧品登録されているので、成分表示が義務付けられています。
フランス産ホワイトクレイの成分は:カオリン、イライト、マイカ
オーストラリア産ホワイトクレイの成分は:カオリン、石英
となってます。
石英は水晶のことで粘土鉱物ではないですが、クレイは自然の中から掘り出されたものなので、いろいろなものが混じっていることがあります。
食品と同じで含有量が多い順に記載されておりますが、こういった成分の含有量の違いが色見に現れていて、オーストラリア産クレイの方が少しベージュっぽいです。
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