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NARDとJAAの認定校“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております手作りコスメアドバイザ-;シカです。
昨年9月から受講しております『目からウロコの解剖学・栄養学習得セミナー』。今日は遂に最終回の⑥でした。
今日は『皮膚学・化粧品学』についての学びです。
アロマテラピ-を学ぶときに出てくる「皮膚学」ですが、精油や解剖生理学的なこと、アロマクラフト作成で使う基材に関しての学びに留まり、実は「化粧品」に関してはあまり学ぶことはありません。
が、私は手作りコスメもやっているので、コスメの基剤になるものもある程度学んでますし、「化粧品学」に関してもまた興味津々です
本日の内容としては;
I. 皮膚学
1、皮膚の働き
2、表皮
3、真皮
4、皮下組織
アロマテラピ-で必ず学ぶ内容ですね。
先ずホワイトボードに皮膚の断面図を書き、皮膚の構造、それぞれの働き、皮膚のホメオスタシスに関してなどを、テキストには一瞥もくれずに説明される福場美知留先生毎回その知識の深さとご説明のわかりやすさには、まさに「目からウロコ」なのです。
II, 肌トラブルを解明
1、乾燥
2、ニキビ・毛穴
3、しわ・たるみ
4、しみ・くすみ
5、赤ら顔・敏感肌
アロマやクレイでも対応しますが、先ずはそのトラブルの原因がどこから来ているのか?という基本的なところをきちんと把握してからでないと、見当違いのケアをしてしまったり、逆に悪化させてしまったりということもあります。
例えばニキビの原因は;
①クレンジングや洗顔が正しくおこなわれていないことにより、毛穴に酸化した皮脂がつまって病原菌が繁殖しておこったり、
②乾燥して油分と水分のバランスが崩れておこったり、
③思春期で皮脂分泌が多くなっておこったり、
と様々です。この他にもホルモン分泌の関係や、ストレス過多、睡眠不足といった生活習慣が原因で起こることもあります。
ニキビのケアにはその原因に合った方法で対処することが必要になります。
これ以外にもお肌のトラブルの原因は様々ですが、紫外線も大きな要因の一つとなります。日傘やサングラスはもちろん、紫外線のタイプに合わせたUVケアはしっかりしましょうね
あ、サングラスは色の濃いものではなく、薄いUV対応のものがお勧めです。何故なら、グラスの色が濃いと瞳孔が開いて、反ってメラニンを生成する命令ホルモンが多く分泌されることになるそうです。
少し休憩をはさんで、最後は手作りコスメでも大事な「化粧品学」です。
III, 化粧品学
1、化粧品とは?
2、化粧品の基礎事項
3、知識、情報の再確認
こちらはアロマテラピ-で学んだ内容でもありますが、2001年に改正された「薬事法(現;薬機法)」に関しても少し触れます。
<化粧品とは>
<化粧品の品質特性>
<品質保証(PL法)に関して>等々のことを学び、
基礎事項として
<化粧品の分類>
<化粧品の剤型>
<化粧品の乳化>
<界面活性剤>
<SPF/PA>等々も合わせて学びます。
最後に皮膚に関する文言の再確認で
<NMF(天然保湿因子)>
<セラミド>
<皮脂膜>
<ターンオーバー>
<水分補給> 等々、、、、
実際にセラピストとしてクライアント様にご説明する際、何かということをきちんと分かっていないといけない内容です。
私は講師として、受講生の方々にわかりやすくご説明できるよう努めます