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NARDとJAAの認定校“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております手作りコスメアドバイザ-;シカです。
昨日浦和のリーバルカフェさんにて開催しました『精油の原液塗布・飲用は本当に危険?セミナーシェアお茶会』に、茨城の古河(こが)でTears of aromaというNARDの認定校を主宰されている千恵さんが参加してくださいました。
その際の感想をブログに書いてくださったので、シェアさせていただきます。
千恵さんがブログの中でも書いていらっしゃいますが、
『参加しての感想としては、私も精油の飲用や原液塗布は、危険と思います。
何故、危険かも今日のお話の中で体への影響のリスクが高いからということを再認識。
口コミやネットの情報を簡単に単純に信じない方がいいです。
情報を取捨選択し、ご自身で調査して専門家の方に相談してみるといいです。』
当初私が9月のセミナーに参加しようと思ったのは、自分自身が抱いている精油に関する常識を、もう一度フラットな気持ちで考え直したいと思ったからです。
協会に所属していると必ず「精油は原液塗布・飲用はNG」と学びますし、アロマテラピーの本にも注意事項としてそう書いてあります。そして、精油の原液塗布・飲用を推奨している方々に関しては、やはりあまり良いお話は耳に入ってきません。
私が一緒にNARDインストラクターコースで学んだアロマ仲間さんも、最初のアロマテラピーとの出会いはその原液塗布・飲用のアロマだったそうです。体調が悪かった時にママ友繋がりでその精油を薦められ、半信半疑で使ったら驚くほど不調に対して有用だったため、最初は夢中になって使っていました。その後、薦めてくれたママ友さんに精油について詳しいことを聞きたいと質問したそうですが、明確な答えが返ってきませんでした。それでご自身で探してNARDのアドバイザーから学ばれ、「原液塗布や飲用って駄目なのでは?」と気づいてそのアロマから卒業しました。
原液で毎日のように塗ったり飲んだりすれば、精油の減りは早いですし、それだけ「売れ」ます。「原液塗布や飲用を薦めているのは、大量に使ってもらって大量に買ってもらいたいから」というのが、協会に所属しているアロマセラピストが持っている推奨グループの印象です。お気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんが、事実なのです。
が、開催した『お話シェア会』にご参加くださった方の中には、NARDやJAAといった協会で学んだうえで、そのアロマの使い方を選択している方々もいらっしゃると知りました。所謂「金目当て」ではなく、純粋にそのアロマが気に入り、自分に合っていると判断しての選択ということです。
アロマテラピーに絡めて解剖生理学なども学んだ私個人としては、やはり「原液塗布や飲用」は身体へのリスクの方が大きいと思うので肯定はできませんが、敢えてその方法を選択されたのであれば、それは夫々判断した上のご意見なので尊重したいと思っています。
ただ、「知らずに」「勧められた」からということで「安易に」原液塗布や飲用をされているのであれば、一度立ち止まって考え直した方が良いのではないかなぁ?とも思っています。
他人任せではなく、自分で考え、行動できるセラピストを目指したいですね