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NARDとJAAの認定校“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております手作りコスメアドバイザ-;シカです。
本日で1月も終わりですね。ついこの間年が明けたと思ったのに、もう2019年の12分の1が終わります。
ネットで2年ほど前に記事をみかけました。
「羊水からシャンプーのにおいがする」
というなかなか衝撃的な内容でしたが、わりと有名な話ですよね。以前も見かけて読んだのがこの記事だったと記憶しています。
この記事の中で紹介されていた有名なシャンプーは、以前私も使ったことがあるものでした。使用をやめた理由は覚えて無いのですが、その頃はシャンプージプシーでいろいろお試ししていました。
記事の中では「界面活性剤が5種類くらい使われている」とありますが、
界面活性剤とは、『分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。(界面活性剤-Wikipedia』平たく言うと、“通常なら仲の悪い水と油を上手く混ぜて仲良しにしてくれる物質”てことですね。
界面活性剤は、誤解されてワルモノ扱いされがちですが、石けんも界面活性剤の一つです。マヨネーズも卵黄レシチンという天然の界面活性剤があって出来るものですし、バターやアイスクリームも天然界面活性剤の働きで乳化されて、おいしく食べられます。
化粧品も界面活性剤が無いとクリームなど分離してしまうので、必要なものなのですが、この界面活性剤の中でも一部、強すぎるモノが皮膚のバリアを壊して化学物質の経皮吸収をうながしているのは確かです。本来なら鉄壁の守りを持っている羊膜さえも通してしまい、羊水までいってしまうって怖いですね。
先日JKコスメに参加して思いましたが、シャンプーなども優しい自然素材で手作り出来るので、若い頃からそういうものを使っていってほしいな、と思います。
化粧品成分の詳しいサイト『化粧成分オンライン』には「界面活性剤には、天然や合成(人工)にかかわらず危険なものも安全なものもあり、天然かどうかは安全性に関係がありません。」とあります。「100%天然」と「100%安全」がイコールではないのはそのとおりです。
化粧品の裏側あれやこれやが知りたい方、この本お勧めです