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NARDとJAAの認定校
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
手作りコスメアドバイザ-;志鹿<シカ>です。
今日から本格的にお仕事開始の方が多い様で、朝の通勤電車も金曜日より混んでたようですね。
私も朝から2019年クレイ初め今日は久しぶりなのでホワイトカオリンでやってみようと、目についた「オレンジフラワー」さんのを使いました。
こちらのサイトによるとアメリカ産メディカルグレードのクレイだそうです。メディカルグレードとコスメグレードの違いは、一般的なイメージではメディカルグレードだと医療に使えるほど品質が良い、コスメグレードだとメディカルほどではないがお肌に使っても特に問題ないほどの品質である、というような感じですね。かといって、コスメグレードだからメディカルより劣るかというと、一概には言えない大人の事情もあるようです。“申請”する時の仕方の違いだけかもしれません。
昨年から受講しているアロマフランスのドミニック先生による『クレイテラピー完全講座』では、ホワイトカオリンは粒子が細かく作用も優しいのでトラブルのない初心者向けのクレイと学びます。
厚塗りのクレイパックの場合は60~70gのクレイ1に対して7割くらいの水を入れ、出来たペーストを1㎝ほどの厚さに塗って15~20分ほど置きます。が、今日は残っていたクレイを量ったら30gほどだったので、同量くらいの水を入れて緩めのペーストにし、「エンヴェロープメント」と呼ばれる薄塗りの手法でパックしました。これだとクレイがすぐに乾くので、3~4分でクレイを落として洗い流します。朝の洗顔代わりに手軽に実行できるクレイテラピーです
今日ホワイトカオリンを使ったので、手持ちの3ブランドのホワイトカオリンを比較してみました。
上はフランス産の「ホワイトクレイ」で、全成分には「カオリン、イライト、マイカ」と記載されています。ICAのフランス産ホワイトは鉱物のカオリナイトが一番多く、次にイライト、そしてマイカも入ってますよ、てことですね。
下は「ホワイトクレイ」でも、最近ICAが力を入れているオーストラリア産の「ホワイトクレイ」で、全成分の記載は「カオリン、石英」となってます。この石英というのはクォーツのことで、中でも透明なものが水晶と呼ばれます。
クレイって粘土鉱物が主成分なのは当然なのですが、実は「カオリナイト」のクレイにもこのように「イライト」などの他のクレイが混じっていたり、マイカや石英といった粘土以外の鉱物(随伴鉱物)が混じっていたりもします。これは、採掘する土壌によって含有する鉱物の種類が違うからです。1mほどしか離れてなくても、採掘・粉砕して分析すると異なる組成のクレイになることもあるそうです。
次にクレイ・トラスト・リンク協会さんが扱う
原産国; フランス共和国
成分; カオリン
とかなりシンプルですが、こちらのホワイトカオリンは成分の97~98%がホワイトカオリナイトという粘土鉱物だそうです。なのでこの表記なのですね。
そしてお次は今受講している『クレイテラピー完全講座』のご用達クレイ;
こちらも成分の98%がホワイトカオリン(カオリナイト)だそうです。ほぼ100%が白いカオリナイトということですね。
クレイの純度が高ければよいと思われがちですが、それも間違いではないのですが人によっては少しクレイ以外のものが入っている方が“あたりが優しい”と感じるので好きという方もいらっしゃいます。例えば、ホワイトカオリンの純度が高いクレイルやアロマフランスのクレイはちょっと強く感じたけど、イライトが少し混じったICAのオーストラリア産ホワイトは自分のお肌に合ってると思った、といった感じです。本当に「使ってみないと分からない」「その時々で感じ方が違う」というのが、クレイの楽しいところでもあり難しいところでもあります。
いろいろなクレイをお試し出来るワークショップ、『比べてくれい❢Clayワークショップ』を1月14日(祝)と23日(水)に開催します。14日(祝)は本日〆切ですが、まだ受付可能ですので迷ってらっしゃる方がいらっしゃいましたらお問合せ下さい。23日は残席2名様です。
募集中の講座&ワークショップ