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NARDとJAAの認定校
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
手作りコスメアドバイザ-;シカです。
先日那須塩原と日光・宇都宮の旅から帰宅し、翌日はお片付け&お洗濯Day。その合間に、旅先の宿で乾燥にやられ、更に車移動の際直射日光にあてられてお疲れ気味の肌に、癒しを求めてクレイ60gを使った贅沢クレイパックをしました。
この日は、アロマ・フランスのグリーン・モンモリオナイトを使用しました。モンモリオナイトは欧州ではエステで一番利用されているクレイで、乾燥肌やハリのないお肌向けと言われています。クレイ全体にある吸収・吸着作用でも吸着作用に優れ、イオン交換が得意で元気のなくなったお肌に潤いを与えてくれます。同じグリーンでも、医療の分野でよく利用されるグリーン・イライトとは構造が違い、用いられ方も異なっています。
イライトが水分量約6割なのに対し、モンモリオナイトはクレイとほぼ同量になります。
モンモリオナイト:水分 = 60g:60g
水分は、日光でいただいてきた二荒山神社の霊水を利用しました。霊水60gに、クレイ60gを上からパラパラふりかけるように入れ、ヘラで平らにならしてペーストになるのを待ちます。
イライトは15分ほどでペーストが出来上がりますが、モンモリオナイトは構造が厚く水分を多く取り込むため、綺麗なペーストになるには45分~90分必要と言われています。
<8:20>
霊水にグリーン・モンモリオナイトをふり入れて均したところ。
<8:35>
15分経つと、クレイに水分が浸みこみ粉っぽさがなくなりました。
<9:05>
モンモリオナイトの粒子がクレイを吸い込みペースト完成。
ヘラの先でクレイボールを作って、額から顔全体に塗布していきます。
<9:05~20>
額から鼻、頬、鼻の下、顔のふち、あご(口回り)と、顔の経絡に沿ってクレイを塗り広げていきます。慣れれば5分ほどで塗れるようになりますが、今回は先日学んだ手順を再確認しながらなので、15分ほどかかりました。クレイパックの際のクレイの厚さは5㎜程、端は薄くならないよう“崖っぷち”になるように、ヘラの先を使って上手く塗っていきます。
いつもは緩めのクレイペーストを薄く塗り広げてすぐに洗い流す“クレイ洗顔”ですが、今回はお疲れ肌の労わり“クレイパック”なので厚く塗って15分~20分置きます。
60gのクレイに同量の水分で、ずっしりその重みを感じます。7月に受講したクレイソムリエの『「種類別に学ぶ」クレイ講座~ブルー・モンモリオナイト』でも感じた重みです。
<9:35~45>
クレイを塗った場所から順番に、ヘラでクレイを剥がしていきます。この時ヘラを横に滑らせるようにして、お肌をこすらないように注意してください。
洗っておいたガラスボウルに新聞紙をしいて、剥がしたクレイペーストを入れていきます。一度使ったクレイペーストは老廃物を含んでいるので、勿体ないようですが再利用はせずに棄てて下さい。
お顔に残ったクレイペーストは、ぬるま湯でやさしく洗い流します。この時点でお肌のモチモチ感に感動です
クレイパックの後は、ジェル&ハーブウォーターとクレイで作る「クレイジェルローション」などで、しっかり保湿のお手入れです。今回はローズのハーブウォーターにホワイトカオリンで作りました。ホワイトカオリンの鎮静効果もそうですが、ローズの香りでも癒されます
クレイペースト作成に関してたまに質問されるのが、お水が先か、クレイが先かということです。クレイソムリエとアロマフランスでは、水の浸透が良いとの理由から水クレイの順で入れて、クレイペーストを作ります。が、ICAでは逆で、クレイ水の順でクレイに水をふり入れてペーストを作ります。私は両方の方法で学んでいるのですが、正直「どちらが正しいのか」というのは分かりません。ただ、最初に学んだのがクレイソムリエだったので水クレイの方がしっくりきますし、クレイの重みで水への浸透が良いような感じがするので、その方法でペースト作りは行っています。ただ、ペーストではなくクレイクラフトの場合は、クレイ水の順で作成することもあります。要は、自分がやりやすい方法でやるのが続けやすいコツなのかな、と思ってます。
クレイに関するあれやこれやの疑問を解決する『比べてくれい❢Clayワークショップ』を、年明けの1月14日(祝)と23日(水)に開催します。
また、クレイテラピーの初めてさん向けに、『始めてくれい❢ Clay 基本のキ講座』を、一粒万倍日の1月15日(火)に開催します。
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