【実践】手作りコスメ～クレイのクリームファンデーション

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NARDとJAAの認定校

“アロマの手しごと教室　Aromano”を主宰しております

手作りコスメアドバイザ－；シカです。

やること満載の週末ですが、昨日ファンデーションを切らしたので、今日は試作も兼ねてのクリームファンデーションを作成

＜参考にされる場合は、自己責任でお願いします

＞

前回ホホバ油にシアバター、パーム乳化ワックス、ローズゼラニウムのハーブウォーターで『手作りコスメ～クリームファンデーション』を作成したのですが、今回はローズの浸出油にエミュルシファイイングワックス（フレーク状のパーム乳化ワックスをペレット状にしたもの）、そしてハーブウォーターもローズを利用して、ローズの香り漂うクリームファンデーションになりました。

☆　油性　（15㎖）

植物油（ローズの浸出油）　10㎖（約8ｇ）　

植物性乳化ワックス（エミュルシファイイングワックス）　5㎖（約3g）

☆　水性　（20㎖）

ハーブウォーター　20㎖（約20.5g）

☆　カラー＆UVパウダー　（Tsp1）

カラー;マイカパウダー（ベージュ）　1/4Tsp　1

カラー;ICAクレイ（オーストラリア産イエロー）　1/4Tsp　1

カラー；ICAクレイ（オーストラリア産ホワイト）　1/4Tsp　1

UV;珊瑚パウダー　1/4Tsp　1

☆　その他　（オプション）

グリセリン　（保湿剤）　1/2スプーン１

精油　（ローズ）　2滴

天然防腐剤　（GSE；グレープシードエクストラクト）　1/4スプーン1

油性、水性の材料をそれぞれビーカーに入れ、乳化ワックスが完全に溶けるまで湯煎にかけます。

ワックスが完全に溶けたら、油性材料のビーカーに水性材料を少しずつ入れ、都度攪拌しながらクリーム状にしていきます。最初はシャバシャバしてるものが温度が下がるにつれてクリームになっていくので、根気よく混ぜて下さい。粗熱が取れたら、お好みでグリセリンと精油、そして天然防腐剤であるGSE（グレープシードエクストラクト）を加えて更に混ぜます。オプション素材は無くてもOKですが、精油に関しては香りがよくなりますし、天然防腐剤を入れることによって、使用期限が約2週間から2～3倍に延びます。

クリームが出来たら、色みのパウダーを調合していきます。今回はいつも使っているマイカパウダーのベージュに、ICAのクレイ2種類を加えて色を調整しました。

UV対策にはいつもの珊瑚パウダーを使い、全て合わせて乳鉢でゴリゴリよく混ぜます。この乳鉢の手順は省いてもOKですが、より滑らかなクリームファンデーションにしたい場合はパウダーが細かくなるのでおススメです。

色むらがなくなるくらい混ざったら、先に作ったクリームにスパチュラで少しずつ混ぜていきます。ちなみに、最終的に混ぜてしまえば一緒なので、カラーパウダーを先に調合してからクリームを作っても全然OK。

出来上がりをみていつも思いますが、美味しそうなクリームファンデーションになりました

手作りコスメのメリットは入れたものが分かるので安心ということと、その時々のお肌の状態に合わせて材料を選択できるので、自分に合ったものができてお肌に優しいという事。逆に、デメリットは強い防腐剤を入れないので保存に気をつけて早めに使い切る必要があるということと、色の調合など同じように作っても全く同じものが出来にくいという事。でも、それもこれもひっくるめて、楽しくやっていければいいのだと私は思ってます