【受講】『抗菌アロマテラピー講座(その2)』Day1 | 小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

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遂に12月に突入ですねビックリマーク
 
今日は抗菌アロマテラピー研究会主催の『抗菌アロマテラピー講座(その2)』を受講してきました。
 
 
5月に受講した『抗菌アロマテラピー基礎講座』の第2弾で、
 
『抗菌アロマテラピーの考え方』
『皮膚の炎症とハーブウォーター』
 
2つのテーマでお話いただき、実験では;
 
『スライドグラス培養法による芳香蒸留水の抗菌作用の測定』を実習で行いました。
 
 
 
芳香蒸留水にも芳香成分は含まれてますが、精油に比べて極々微量(精油が100%とすると、0.1~0.01%)の為、作用が優しく赤ちゃんからお年寄りまで年代選ばず利用することが出来るというメリットがあります。が、その分抗菌作用は望めないというデメリットも出てきますが、全くないかというとそうでもなく、ハーブウォーターの種類によっては少しの作用は確認できます。今日はクローブウォーターとローズウォーターを用いて、スライドガラスを使った実験をやりました。
 
細かい作業は先生がたがやって下さいましたが、講義の前に先ず実験準備です。
 
 
スライドガラスに既に寒天培地が塗布されていて、
 
 
3人一組になってそれぞれ担当のハーブウォーターなどを浸み込ませたろ紙を、寒天培地にのっけて様子を見ます。
 
 
安部先生による『抗菌アロマテラピーの考え方』の講座を1時間程聞いた後、丸山先生による『皮膚の炎症とハーブウォーター』。
 
「抗菌アロマテラピー」とは、『精油またはハーブウォーター(及びその成分)を用いて、その抗菌力を主体に抗炎症効果免疫調整力も利用して、自然治癒力を高めながら、感染・炎症に関わる健康トラブルに対処する方法』です。
 
アロマテラピーは生活の中では通常医療と普通の生活の間に位置するものですが、抗菌アロマテラピーはもう少し医療に近いものかもしれません。
 
講座の中では、微生物の事や抗菌作用発揮のメカニズム、使用する精油の作用、抗菌・抗真菌それぞれのアロマテラピーで利用される植物精油の特性などなど、抗炎症の免疫関連も踏まえて更に詳しく学びます。
 
『皮膚の炎症とハーブウォーター』では主にローズウォーターに関して、薬理作用や免疫システム発動による炎症の悪化とその対処等々のお話がありました。私はハーブウォーターはもっぱら化粧水や手作りコスメの乳液などの基材として利用してますが、「抗菌」で考えるともっと幅広い使い方が出来ます。
 
講座の後は、先に準備したスライドガラスを実際に顕微鏡で観察してみます。
 
 
今日は上手く写真が撮れなかったのですが、ちょっとカラフルな可愛らしい菌たちがいるのが見えました。前回精油で実験した時は、いくつかに菌の繁殖を阻止する“阻止円”がハッキリとみられたのですが、今回はクローブに少しだけ確認できるだけで、殆どの培地に菌が繁殖してました。こうして「可視化」出来ると、本で読んでいた実験の数々がリアルに感じられて面白いですね。
 
最後にお茶とお菓子をいただきながら参加者で自己紹介をさせていただいたのですが、中には岡山や京都、神戸など遠方から参加されてる方もいらっしゃいましたビックリマーク
 
明日は今日に引き続き、安部先生による『抗菌アロマテラピーの考え方』の続き(生体恒常性の乱れによる健康トラブルと抗菌アロマテラピー)と、江澤先生による『健康のための腸内細菌とアロマ』、そして山崎先生による『香りと健康~脳・神経の活性化』のお話があります。解剖学・栄養学も再度学んでいるので、とても興味深い内容です。
 
今日は午後からでしたが、明日は朝9:30から夕方まで1日「抗菌アロマテラピー漬け」です。アロマバスに入って温まり、明日に備えたいと思います。