【実践】クレイテラピー ヘアパック

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NARDとJAAの認定校

“アロマの手しごと教室　Aromano”を主宰しております

手作りコスメアドバイザ－；シカです。

TV番組でシナモンが薄毛予防に効果絶大とかってやって、スーパーからシナモンが消えてるらしいですね

シナモンを効かせたチャイなど美味しいですよねシナモンやカルダモンなどのスパイス類は血行促進して身体を温めてくれるので、今からの季節にとてもお勧めです

精油にもシナモンがありますが、NARDアドバイザーコースで学ぶシナモン・カッシアは芳香族アルデヒド類のケイ皮アルデヒドが主成分です。芳香族アルデヒド類には抗菌・抗ウィルス・抗真菌・抗寄生虫作用などに加え、免疫刺激作用や神経強壮作用があるので感染症予防にもってこい。でも、普段纏うにはちょっと微妙な香りですし、薄毛に良いってことなのでクレイのヘアパックに利用してみました。

（真似される場合は自己責任で）

 

ブラウンクレイに精製水を入れてペーストを作り、はちみつとレモン汁を少し入れ、シナモンを加えて混ぜます。マヨネーズより少し緩いくらいのペーストにし、お風呂で頭皮に塗布して10分～15分。

今回はシナモン効果なのか、塗布してすぐ頭皮がちょっとピリピリして、顔が温かくなりました。痒みなどが出たらすぐに流した方が良いですが、今回は嫌な感じがしなかったので塗布したまま10分程湯舟に浸かり、洗い流しました。洗い流す時は、ヘナと同じくお湯シャンです。クレイ自体皮脂や老廃物などをとる作用が強く、シャンプーを使うと皮脂を取り過ぎてお肌に良くないので、ヘナもクレイも洗い流す時はお湯を使って下さいね。

ちなみに、余洗いのシャンプーも必要ありません。お湯でサッと洗ってタオルドライした後にクレイヘアパックをすれば、OKその後、ドライヤーで乾かせば髪とぅるんとぅるんです

普段松の樹液石けんを使った手作りシャンプーを利用しているのですが、洗浄力がそんなに強くないので頭皮が少しオイリーに感じてしまうことがあります。クレイヘアパックをすると、オイルバランスが整って頭皮はサッパリ、髪はサラツヤになります。頭皮は化学物質を吸収しやすい部分でもありますし、子宮と繋がっているそうなので、特に女性は出来るだけ身体に良くないものは使いたくないですよね。

ちなみに、今回使ったブラウンクレイはICAのものですが、一般的にいうとガスールです。ガスールは粒子が粗く、クレイの定義を2μ以下としているAroma Franceやクレイソムリエではクレイのラインナップに入っていません。

モロッコでは、はるか昔から石けん代わりの“洗浄剤”として、生活の様々な場面で使われてきたそうです。粒子は粗めですが、二酸化ケイ素等のミネラル成分も含み、扱いは「クレイ＝粘土」と同じです。病気やけがの治療や、美容目的でも多くの女性に愛され、使われてきた歴史があります。アロマテラピーで使うホホバオイルもその組成からいうと“植物油”ではなく“液体ワックス”ですが、植物油と同じカテゴリーでくくられてます。それは精油を希釈する際の基材として同じ使い方をするからですが、ガスールも使い方が他のクレイと同じなので、日本ではクレイの一種に分類されて広まっているのだと思います。

クレイヘアパックを粒子の細かいクレイでやると、髪の状態によってはクレイがキューティクルに入り込んで洗い流せず、キシキシになったりベタベタになったりと残念な感じになると聞いたことがあります。お気をつけください。

先日『12月7日（金）比べてくれい！Clayワークショップ』開催のご案内をしましたが、今後はクレイ初めてさん向けの講座も開催する予定です。12月7日のワークショップは11月30日18：00までの受付です。

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