ご訪問ありがとうございます。
NARDとJAAの認定校
“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております
手作りコスメアドバイザ-;シカです。
4月から学んでいた
『ICAクレイセラピスト養成講座』も
今日で最終回。
座学は「クレイの安全性」についてでした。
アロマテラピーでも
私が一番にきちんとお伝えしたいのは
『いかに安心・安全に生活に取り入れていくか』
というところです。
少し勘違いしてしまいがちですが、
『100%天然だから』
『品質が良いから』
『○○の認可を取っているから』
『誰にでも100%安全』
というわけではないんですよね。
クレイもそれは同じで、
思った以上に身体に作用するものだからこそ、
きちんとした知識を身に着けて
生活に取り入れていくことが大事なのだと、
学んで改めて思いました。
今回学ばせていただいたのは
有川としこせんせい主宰の
Lippuruという教室です。
以前からブログなどを読ませていただいて
そのお人柄に惹かれたのはもちろん、
クレイへの愛と知識がハンパなく、
深いところまで学ばせていただけそうだと思ったのと、
今日も実習以外にも、
としこ先生が個人的に入手された
USのクレイ3種類でペーストを作り
手に塗ってお試しさせてもらいました。
左から
① European day powder
② Health & Beauty AZTEC SECRET
③ CLAYD
①と③はモンモリオナイトと書かれてました。
②は何かよくわかりませんが、
③のクレイドと似た感じになったので、
これもモンモリオナイトなのかと思います。
でも、ペーストにした時の感じは
②と③は色もテクスチャーも似てますが
①だけモソモソしてて違いました。
水の吸い方も
①はすぐに底まで浸透したのに対し、
他二つは下の方は混ぜるまで粉のままでした。
手の甲に3種類並べて塗ったところ、
①のモソモソしたクレイだけ
ひび割れて乾くのが早かったです。
最後の実習は「クレイジェル」
NARDの基材にも精油を15%まで混ぜられる
「ジェルナチュレ」というジェルがありますが、
ICAの「ミネラルジェル」は
クレイとの相性が良いように作られたジェルです。
成分は「水・ケイ酸・フェノキシエタノール」。
このケイ酸は、水分を含んで膨張する
スメクタイトの性質を利用して作られた
人工スメクタイトで、
これを成分に作られた「ミネラルジェル」は
見た感じは透明でアロエジェルのようです。
一緒に受講した静さんと手分けして3種類ずつ、
計6種類のクレイジェルを作成しました。
全種類を手にのせて感触の違いを感じてみます。
「違う種類のクレイを同時にのせるのはNG」
というお話も聞きますが、
そのクレイの性質(品質ではなく)と、
その目的=どのくらいの量なのか?で
違うのかと思います。
今回も目的は「違いを感じる」ことなので、
全種類少しずつのせて伸ばしてみました。
クレイペーストは時間を置いたら乾きますが、
クレイジェルは厚く塗ればペースト程は乾きません。
ヒンヤリして気持ち良いですし、
暑いこの時期にはもってこいだと思います。
基材に既にフェノキシエタノールという
防腐剤が入っているので、
直射日光がガンガンに当たるとかいう
悪条件下でなければ、
普通に常温保存してもすぐには劣化しないので、
小さい容器に取り分けて
持ち歩いても良いと思います。
グリーンイライトなどで作っていけば、
虫刺されや火傷等の時でも
サッと取り出して塗れるので便利ですね。
防腐剤のフェノキシエタノールが気になる、
という方はペーストを少量だけ作って
天然防腐剤を入れても良いかもです。
ただ、この場合は日持ちはしないので、
当日使用分のみ作りましょう。
終了後は「終了証」贈呈式
としこ先生、静さん、