ご本人曰く「草ぼうぼう」のお庭の一角で

脱皮したばかりのアオダイショウが言ったコトバです。


以前にもご紹介した「野のごちそう帖」花房葉子(自然食通信社)
アロマテラピールーム Peony-20100121115725.jpg
この方は動物や昆虫たちとお話が出来るんです。


「薬草でもないのに?」と思いながら脱皮したばかりのアオダイショウを残し

その場をそっと立ち去ります。


そして数ヶ月後、大切なお友達の訃報が・・・。


お庭にただ座り込むしかできないでいるところに

あのアオダイショウがやってきます。


もう少しここに居なさい。

この草全部お薬だって言ったでしょ。

あなたは弱ってる・・・。


黙って傍らにいた犬が、涙をなめてくれながらぽつんと一言。


へびさんはお医者さんだったのねと。


「雑草」という植物は無いと知っていても・・草むしりのときなんかついムキになったりして。

みんな役割があるはずなんですよね。

自然って、すごい。


素敵な本に出会いました。