ご本人曰く「草ぼうぼう」のお庭の一角で
脱皮したばかりのアオダイショウが言ったコトバです。
以前にもご紹介した「野のごちそう帖」花房葉子(自然食通信社)
この方は動物や昆虫たちとお話が出来るんです。
「薬草でもないのに?」と思いながら脱皮したばかりのアオダイショウを残し
その場をそっと立ち去ります。
そして数ヶ月後、大切なお友達の訃報が・・・。
お庭にただ座り込むしかできないでいるところに
あのアオダイショウがやってきます。
もう少しここに居なさい。
この草全部お薬だって言ったでしょ。
あなたは弱ってる・・・。
黙って傍らにいた犬が、涙をなめてくれながらぽつんと一言。
へびさんはお医者さんだったのねと。
「雑草」という植物は無いと知っていても・・草むしりのときなんかついムキになったりして。
みんな役割があるはずなんですよね。
自然って、すごい。
素敵な本に出会いました。