またまた月桃で・・。
以前「アロマテラピーの学校」の、ある単科クラスを受講していたとき先生がおっしゃったこと。
アロマテラピートリートメントの施術前、お客様とのコンサルテーションのときに・・。
ご自分では気がついていないようだけれど、「元気がないのかな?」と感じたときに
月桃精油試していただくと、良い香りと感じる方が多いようだとのこと。
一年を通して暖かい南の島で、太陽の光を沢山浴びて育った植物だから
人を元気にするチカラが強いのかもと。
腑に落ちた感じがしました。それ以来月桃好きです。
昨日、頂いた月桃の葉を見て先生の言葉を思い出していました。
では北の植物は?と考えてみました。
先月北海道に行った時、車窓から緑の葉をつけた木を見つけました。
黒く見えるくらい濃い緑の葉の針葉樹。
・・さては!?
家族に聞いてみるとやはり「トドマツ」。
「北海道モミ」という名前で精油になっています。
白と灰色の景色の中、緑の葉をつけまっすぐ空へ向かって伸びる姿。
厳しい環境の中でしっかりと生きている力強さ。
確かに、香りは他の樹木系精油に比べても鮮烈です。
冬、日照時間の少ない北欧で、冬至祭り(後のクリスマス)に常緑針葉樹でリースを作り、
家に飾る・・そのココロがちょっぴり解ったような気がしました。
怖いような、ほっとするような・・不思議な感覚でした。
きっと夏だったら気がつかなかったでしょう。
南北に長い日本。
それぞれの土地に素晴らしい植物が育っているんですよね。