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練馬でアロマカウンセリング・アロマヘッドトリートメントをしている

和香(のどか)のいずみです。

 

昨日は七夕でしたねキラキラ

 

みなさん、どんなお願いしましたか?子どものお願いは?

 

先日も読み聞かせをイベントでしまして、普段毎年子どもたちに読み聞かせをする絵本

「おこだでませんように」

 

 

 
この本を読んで主人公の男の子の気持ちなるとなんだかせつなくなってくるのですよね。
最後には自分の気持ちをわかってもらって安心しますが。
 
この絵本は、子どもたちはどういう風に思いながら話を聞いているのかなといつも考えながら
読みます。
 
この子は、何も変わっていないけど、まわりの大人たちが主人公の男の子の気持ちを理解するだけで
この子はハッピーな気持ちになれる。
そういうお話です。
 
子どもって怒られようと思って怒られるわけではありませんよね。
怒られるときって、大人の気をひきたかったり、自分の思うようにならなかったり、
自分が理解されなかったりがうまく表現できなくて、一見「困った」行動をしてしまいます。
 
大人も子供も、誰も嫌われようと思って行動する人はほとんどいないと思うのです。
 

ただ、自分の気持をどうやって表現すればいいかわからないだけ。

 

★★★

知っている低学年の子で何かあると「わー!」と叫ぶ子がいます。

 

まわりから聞こえてくる大人の声は

「あまり、大人の話が入っていかないんだよね」

とか

「手のかかる子」

というようなニュアンスの声でした。

 

今までも、こういう感じの子に接してきていたので、

 

「どうしたの?何か言いたかったら、叫ばないで、お話をしてほしいな」

と言いました。

そうしたら、ぴたっと止まったのです。

 

その時は、ある男の子がちょっかいを出してきてうるさかったみたいで

「わー」っとったようですが、

事情を知らない周りの子たちからしてみたら、

○○ちゃんが騒いでいる。としか見えなかったので、「○○ちゃんが叫んだ」

ととらえてしまいます。

 

その子はご家庭の事情や発達の問題などで、友達とのかかわり方をあまり身に着けてこなかったので、

「叫んでも、みんな○○ちゃんがどうしてほしいかわからないから、どうしてほしいか言ってみて。

たとえば、今だったら 『静かにして』とか『ちょっかい出さないで』とか」

と声掛けしたら、

 

「静かにして」

 

と言えたではありませんか。

 

こういう場が何回かあって、見かけた時にそばによっていくと、

叫びは止まります。

どういう気持ちかやはりうまく言えませんが、状況から推測して

「○○という気持ちなのかな?○○さんにこうしてほしかったのかな?」

と聞くと、相槌をうちます。

 

そして、それを言葉にしてみます。

その様子を見て周りの子も、その子の言葉に従います。(まあ、大人の手前ということも

あるかもしれませんが)

 

こういうスモールステップの繰り返しだと思うのですよね。

 

特に一斉行動を求められる場合、どうしてもそれについていけない子もいます。

その子が出来ないのではなくて、どうしたら、その子が出来るようになるのか、

どういう気持ちで、どういう声掛けをしたら出来るのかということにスポットを

当てていけるのが大人なのだと思います。

まわりの子どもたちもその大人の様子を見ています。

大人が排他的だと、子どもも排他的になるし、

大人が思いやりを持って接していると、子どもも友達の思いを推測した言動が

できるようになります。

 

 

特に低学年までの子は自分の気持ちをうまく言い表せないので、

騒いでいる子、暴れている子に、

「静かにしなさい」

「ちゃんとしなさい」

と言っても、根本解決にはなっていなくて、また同じことをしてしまうか、

この絵本のように「わかってもらえない気持ち」がつのるばかり。。。

この「わかってもらえない気持ち」が積み重なると大人との信頼関係が築けません。

 

信頼関係・・・とても大事です。

大人の私たちにとってみても、信頼関係のある人から言われた一言と、そうでない人の一言と

重みが違います。ましてや子どもは信頼関係がとても左右されます。

そして、この人は信頼できるかどうか、とてもするどく見抜きます。

 

子どもの問題行動に見える、

騒いだり、暴力をふるったり、学校に行き渋ったり・・・・

それには、何かしらの理由があります。

子どもを「ちゃんとさせる」のではなく、

子どもの気持ちに寄り添い、どういう気持ちなのか、どうしたかったのか、

まずはその子の目線になって話を聞いてあげることが

その子が自分で問題解決をしていく力をつけていくのではないでしょうか。

 

きっとそうしたら、この絵本の男の子のようにどんな子も

自分でがんばっていける子どもに成長していくと思います。

 

それは、小さい子供でなくても、自分でなんでも出来るようにみえる思春期の子どもたちも

「気持ちをわかってもらいたい」は一緒です。

 

その行動の背景にどんな気持ちがあるのか思いめぐらし、寄り添うことが

問題解決(問題ではないのですが)の鍵になるのでは・・・?

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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