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セラピスト・講師の由利陽子です。
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ラベンダーって一つじゃないの⁈
確かに雑貨店に出回っているアロマは
（ここで敢えて精油ではなくアロマとしておきます）
なぜなら、植物100％じゃない場合もありますし、、、
「ラベンダー」
とかいてありますね。
ラベンダーでも、
標高が高い場所に育ったラベンダー
標高がそれほど高くない土地にそだったラベンダー
学術名が異なるラベンダー
では含有成分や香りなど
違ってきます。
「ラベンダー・アングスティフォリア」
真正ラベンダー、イングリッシュラベンダー、コモンラベンダーとも呼ばれます。
地中海沿岸で比較的標高が高く、乾いた土壌で育ちます。
ラベンダーと言えばリラックス
と言われるのは、こちらのラベンダー・アングスティフォリアのこと
エステル類 酢酸リナリルを含み
精神的・肉体的なリラックス
ストレス、不眠、不安などに期待できます。
また、肌の炎症を抑える作用があり、
日焼けした後の肌、肌荒れ、かゆみ、ニキビ、湿疹
などにおすすめです。
ローションを作ってお肌ケアに良いですね。
肩こりや腰痛などの筋肉の痛み、関節の痛みもおススメです。
この場合は、植物油に希釈して塗布していきます。
香りで癒されたい～という時は
是非ラベンダー・アングスティフォリアを！
安全性も高く、子供から高齢者まで使用していただけます。
また、局所の場合でしたら原液塗布も可能です。
本当に優れもののラベンダー・アングスティフォリア
家庭に常備しておきたい1本です。
「ラベンダー・スピカ」
一般的にはスパイクラベンダー、野生ラベンダーと呼ばれます。
上記のラベンダー・アングスティフォリアのように
リラックスやストレス対応にはあまり向かないタイプです。
リラックス作用のある
エステル類を含まず、酸化物1.8シネオールやケトン類のカンファーを含みます。
1.8シネオールは、
感染症予防
気管支炎、鼻炎、副鼻腔炎、などの呼吸器系におすすめ
風邪予防、鼻の辛いときに
芳香浴でもいいですよ！
ケトン類には瘢痕形成作用があります（創傷治癒）
なので、傷や火傷には
ラベンダー・アングスティフォリアよりは ラベンダー・スピカがおススメ
ということで、先日の私のちょっとした火傷へ
スピカを塗布しました。
その日の夕方には
何処が火傷したかわからないくらい痛みも赤みもひいていました。
ラベンダー・スピカの精油がない
という方は
ラベンダー・アングスティフォリアでも使用していただけます。
ただし、天然100％精油のモノ
無農薬、採取国、抽出方法、消費期限が書かれてあるものをお選びくださいね
4年前のナード・山梨農場研修で
ラベンダーを摘み取り体験した時の写真
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