先日完成したドライのホワイトセージを、さっそくスマッジングに使いました。
ホワイトセージは火をつけると煙が立ち上り、その煙で空間やパワーストーンなどの浄化をするのに使います。
いろいろな浄化法がありますが、なかでもホワイトセージでのスマッシングは手軽で、セラピストさんでも使っている方が多いみたいですね。
良いセラピーをするには、物理的なお掃除に加えて、エネルギー的なお掃除も欠かせません。
前のお客様の気が残ったまま次のお客様に…というのは頂けませんので、ホワイトセージはセラピストの隠れ必須品かもしれませんね^^
こちらの自家製ホワイトセージ、収穫から時間も経っていないため、市販のものより青々しく美しい色を保っています。
心なしか煙にも香りにも透明感があり、軽やかに浄化をしてくれるのが気に入っています。
立ち上る煙も美しい
香料に火をつけ煙を出して邪気を払い、その場を清浄に整え、香煙によって祈りや良き望みは天上界へと運ばれるとされてきました。
香煙は天へ続く回路とされ、1400年以上前に仏教が入ってきた時の香りの役割も、天の仏と自分を結ぶ回路だったそうです。
古代エジプトでも、煙は神に捧げる神聖なものでした。
そもそも香りを表すperfumeという言葉は、ラテン語で〝per〟(〜を通す)〝fume〟(煙)=〝煙を通す〟が語源です。
古く、芳しい香りの煙は、天と人を結ぶものとして使われてきた痕跡が、世界中の香りの歴史のいたるところにみられます。
今でもお仏前ではお線香を焚き、キリスト教の教会では乳香が焚かれます。
香りと煙とは、古代から精神的なスピリチュアルなものと関わりが深かったのです。
今ではポピュラーになったホワイトセージでのスマッジングも、もともとはアメリカの先住民が神聖な儀式を成功させるために用いたものです。