梅雨明けしたら
とてつもなく暑いですね
ついこの間まで
新緑がキレイだな〜
って思ってましたが…
すっかり深い緑色に変わった木々に
季節が変わってるんだな〜と実感しました
夏から初秋までの時期は
（６月中旬〜１０月中旬）
アーユルヴェーダでは
【ピッタ（火のエネルギー）が蓄積して悪化する時期】
とされてるんですね。
この時期には
赤い発疹が出たり、胃腸症状が出現しやすくなるんですよ
特に、夏の下痢や肝炎、食中毒などは
典型的な『ピッタ』の悪化症状です
しかし、下痢などはピッタが浄化される症状でもあるので…
出た症状を単に止めるだけの治療は控えた方が良いのではないかな
と、思います
この時期に『ピッタ』を増やして悪化させないためにも…
ピッタの『バランス』させる生活を心がけていきましょう
ピッタをバランスさせるには…
休息を十分に取り、日中の活動は特に暑い時間には控えます。
ピッタを静める冷性で、消化のよい水分の多くて甘い液状の食べ物、例えばスイカやメロンなどを摂るようにします。
日本なら桃や梨などの旬な食べ物も良いですね
〈ただし、氷で冷やした物はアグニを減退させるので控えましょう
〉
※アグニとは、「火」の意味で消化や代謝を担うエネルギーの事です
辛くて刺激のあるものは控えます。
闘争的な事柄（ホラー映画・討論・競技）を避けて穏やかさに触れましょう。
満月を鑑賞したり、野山の美しい自然に触れましょう。
水泳などで熱したカラダを冷ますことも良いですね
こう書いてみると…
暑い時期って、辛いもの食べたくなるし
ホラー映画や怪談って夏のイメージだし
アーユルヴェーダ式の考え方だと
日本ではピッタを蓄積させる生活をしてるんですね
どこに行ってもクーラー効きすぎですけど
クーラーに頼りすぎずに
自然の中で森林浴をしたいですね
たしかに思い出すと…
自然豊かな山の中で暮らしていたころは
暑いけど、緑も多くて、土と川の水が暑さを和らげてくれていて
今ほど不快には感じてなかったな〜と思います
アスファルトだらけの暑さは耐えられません
強い日差しや、暑い気温にふれると
表面的には『ピッタ』が上がるので
たくさん食べて体力つけなくちゃ
って思ってしまいますけど…
消化の『火』は最小ですから
あまり冷たい物や脂っこいものは控えて
暴飲暴食に気をつけて過ごしましょう
特に８月は、１年のうちで1番消化力が落ちるとされてます
冷たい飲み物は胃を冷やしてしまいますので注意です
胃が冷えると消化酵素の働きが落ちて
消化不良や食欲不振につながってしまいます。
さらに、冷えた胃を温めるためにエネルギーを浪費してしまいますから
だるさや疲労感に繋がるんですね。
暑い時こそ、温かいお茶やお白湯で胃腸を温めて消化を増進させて夏バテ解消です
みなさんが元気で楽しい夏を過ごせますように
